編集室より

4冊シリーズのかこさとし ほしのほんの中から「なつのほし」(1985年 偕成社)をご紹介します。
七夕、天の川、さそり座、アンタレスと星に詳しくなくても聞いたことがある事柄がわかりやすく説明されています。夏の星座や流星の見つけ方についても、綺麗な写真と楽しい絵がたくさんでお子さんたちにも親しんでいただける絵本です。この本片手に夏の夜空をお楽しみください。

この本の22-23ページいっぱいにえがかれている銀河の絵は2017年8月28日まで越前市絵本館で展示中です。
あとがきには次のように記されています。(全ての漢字にふりがながありますがここでは省略します)

あとがき

(引用はじめ)
星の世界の美しいことや、宇宙のすがたのすばらしいことをお知らせしたいと思っていましたが、なかなかできませんでした。今度、藤井旭さんのすばらしい写真によって、みなさんがたに、ようやく"星の本"を届けることができるようになりました。みなさんといっしょに、藤井さんにお礼を申し上げます。
そして、星がすきになったら、藤井さんや、そのほかの先生がたの書いた"星の本"をしらべたり、たっぷり星をながめたりしてください。
(引用おわり)