編集室より

8月29日に福井県越前市で開幕

寒中ですが、真夏の情報です。
かこさとしの生まれ故郷、福井県越前市でこの夏、紙芝居まつりが開かれます。開会式会場の文化センターに面している武生中央公園のだるまちゃん広場には紙芝居を楽しめるような仕掛けがありますし、この春には新たな台も加わる予定です。

ところで、ロンドンのハイドパークには「スピーカーズコーナー」という場所があって、日曜日の午後には、ここで自由に自分の意見を述べることができます。特別な縁台があるわけではなく、自分で持ってきた木箱などに立って、自由に語り、聴衆とやりとりをすることができます。

紙芝居を持ってきてそんな風に自由に演じ自由に見て楽しめたらという思いを込めて、武生中央公園の監修にあたり、紙芝居ができる仕掛けを設けていただきました。かこさとしが30代はじめの頃、川崎の多摩川の土手や子どもたちが集まる、通称三角公園で演じていた野外紙芝居。生の声で直接語りかける紙芝居の魅力は、電気を通して聞こえてくるものとは違うものがあります。

この夏はふらっと紙芝居、そんな贅沢をお楽しみください。
大会に関しての記事は以下で。

紙芝居大会