編集室より

「だるまちゃん広場」が、加古作品の世界を投影しキャラターを感じられる自然いっぱいの広場であるのに対し「パピプペポー広場」は絵本の物語が再現された遊具で小さなおこさんたちも遊べる場所です。

『にんじんばたけのパピプペポ』(1973年偕成社)のぶたちゃんたちが迎え案内してくれるのは続編『パピプペポーおんがくかい』(2014年偕成社)で発表される歌の数々。歌詞は絵本にある通りで教育、音楽に精通している神原いずみ先生の作曲をもとにしたチャイムが下の写真右後方に見える時計から10:00・12:00・15:00・17:00に園内に響きます。

この時計、見覚えのある方はアッと思われますね。『あさですよ よるですよ』(1986年福音館)の世界を小さなおこさんたちに遊んでいただけるようにした「まめちゃんえん」です。絵本館の工作やイベントでお馴染の早未恵理先生に遊具デザインの協力を得て絵本のまめちゃんたちの1日を体験できるようになっています。さやベッドに入ってまめちゃんと一緒の写真を是非撮って下さい。

もう一つの絵本の世界は『あかいありとくろいあリ』(1973年 偕成社)です。ありになったつもりで大きなツクシやタンポポを通り、ギャングアリにさらわれたぺっちゃん(下の写真)探しをするアスレチックの要素が入った遊具が並びます。ビスケット渡り、頑張って!