エッセイ

だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考

だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考

『遊びのの四季 ふるさとの伝承遊戯考』(1975年じゃこめてい出版)および、増補版(2018念復刊ドットコム)を底本として、文庫化したものです。文庫にするにあたり改題し、16ページにわたるオリジナルカラーページで、子どもの遊びのまつわる挿絵や写真を収録。また、文庫版付録として「越前武生という町のこと」(「文藝春秋」2014年7月号)を掲載。解説は美術史家の辻惟雄氏。

出版社:
初版日:2021年5月

ISBN:978−4−16−791696−1
過去六年間を顧みて

過去六年間を顧みて

疎開させておいたため消失を免れ2015年に発見された小学校卒業時の画文集。戦争前の子どもから見た社会の様子が垣間見え、また著者の才能の萌芽も見て取れる貴重なノンフィクション。出版に当たり、絵日記の内容について著者自身が当時を振り返り、今だからこそ伝えたい解説や地図など資料を書き加えました。著者の心情が吐露されている「あとがき」にも注目したい。

出版社:
初版日:2018年3月

ISBN:978-4-03-808260-3
ちっちゃな科学 ー 好奇心がおおきくなる読書&教育論

ちっちゃな科学 ー 好奇心がおおきくなる読書&教育論

気鋭の生物学者、福岡伸一氏との対談の他、科学的なものの見方、考え方についての意見や提案も。児童教育に関心のある方はもちろん、一般の大人にも考えるヒントが見つかるユニークな本です。

出版社:
初版日:2016年4月

ISBN:
子どもたちへ、今こそ伝える戦争―子どもの本の作家たち19人の真実―

子どもたちへ、今こそ伝える戦争―子どもの本の作家たち19人の真実―

戦後70年をむかえ戦争と平和をかんがえる本。19人の子どもの本の作家たちによる真実の記録である。 かこさとしは「白い秋 青い秋 のこと」と題し戦争で亡くした人々との交流、胸に迫る思い出を描く。イラストも。

出版社:
初版日:2015年7月

ISBN:
世界を平和にするためのささやかな提案

14歳の世渡り術

世界を平和にするためのささやかな提案

世界平和のために私たちが今日からできることは? 22人による多彩なアイデア集の最後に「10代諸氏への委任状」として歯に衣着せぬ提案をする加古里子。是非大人の方々にもお読みいただきたい内容。

出版社:
初版日:2015年5月

ISBN:978-4-309-61694-0
未来のだるまちゃんへ

未来のだるまちゃんへ

「彼らと出会わなかったら、ぼくは絵本作家になっていなかったと思います。つまり僕こそが、子どもたちに弟子入りすることから始めたのです。」 敗戦後の思いをそう語る著者の目に震災と原発事故を経たいま、現在と未来はどう映るのでしょうか。絵本に込めた願い、生きるということ、子どもに伝えたいこと。柔らかい名調子で語られる初の語りおろし本は、尊敬してやまない子どもたち、そしてすべての親への応援歌です。

出版社:
初版日:2014年6月

ISBN:978-4-16-390054-4
言葉の力 人間の力

リレートーク

言葉の力 人間の力

加古里子を世に送りだすなど福音館を通じ児童文学に多大な貢献をした松居直氏と生命誌の生物学者中村桂子氏との対話集。東日本大震災直後に行われ専門の分野から文化、教育などあらゆる分野にいたるまで、次の世代に伝えたい生き方が詰まった貴重な言葉の数々。左手のピア二スト舘野泉氏と松居、中村両氏との対談も。手元において、何回でも読み直したい362ページ。

出版社:
初版日:2012年7月

ISBN:978-4-333-02554-1
加古里子 絵本への道 – 遊びの世界から科学の絵本へ

福音館の単行本

加古里子 絵本への道 – 遊びの世界から科学の絵本へ

加古里子、学生時代の舞台装置制作に始まり20代後半、川崎でのセツルメント活動で子どもたちに紙芝居を見せ絵の指導を始めた頃から本著出版までの70年間の著作に込めた深い想い、創作技術などを語る貴重な人間記録。

出版社:
初版日:1999年5月

ISBN:978-4-834016-06-2