2017

1951年制作の幻灯作品「くりひこ うりひめ」は、かこさとしが川崎でセツルメント活動をしていたなかで大型紙芝居などにして子どもたちに見せていた創作昔話が元になっています。かこさとしらしい線で描かれた人々や動物などを見ることができる大変貴重な作品をご覧ください。

以下に情報があります。

http://www.city.toshima.lg.jp/134/bunka/1705301317.html

下は幻灯、紙芝居、絵本などかこさとしの創作について本人が語ったが語った「加古里子 絵本への道ー遊びの世界から科学の絵本へ〜」(1999年福音館書店)。本作についても興味深い記述があります。

度々お知らせしている、日本初かこさとし監修の武生中央公園のオープンを11日にひかえ広報紙の表紙から5ページまで公園案内を特集。以下をご覧ください。

http://www.city.echizen.lg.jp/office/010/010/kouhoutop28_d/fil/kouhou08.pdf

公園の簡易マップは以下からどうぞ。

http://www.city.echizen.lg.jp/office/070/020/kouen/tyuuoukouenn_d/fil/open.pdf

福井県ふるさと文学館で開催中の展示について、学芸員さんによるご案内、解説が放送されます。番組表は以下です。

https://www.fmfukui.jp/docs/timetable/?w=4

放送後は以下のサイトに概要が掲載されます。

https://blog.fmfukui.jp/sky/

8月11日の「山の日」を前に日本を代表する山、富士山をテーマにした本を紹介。[富士山はなぜ美しい?]の問いに答える形で「富士山大ばくはつ」(1999年小峰書店)をあとがき(一部)とともに紹介。以下でご覧ください。

http://www.asahi.com/and_travel/articles/SDI2017072704781.html

福音館書店「こどものとも」創刊60周年記念

「だるまちゃん」シリーズなどでおなじみの福音館書店「こどものとも」60周年を記念しての展示会です。「かみなりちゃん」の雲にのっているような写真が撮れたり、だるまちゃんに会えたり。土・日曜日には「だるまちゃん音頭」をおどろうの企画もあります。お近くの方は是非どうぞ。
なお、「だるまちゃん音頭」は当サイトスペシャル「だるまちゃん音頭を聞こう!歌おう!!」から、あるいは以下からダウンロードできます。

http://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/daruma/ondo.html

本の命 息吹き返させる情熱

読者リクエストが有力な決め手

朝日新聞土曜日の特別版のレポートコーナーでは「本の復刊」を特集、その背景を探る。かこさとしの作品も、デビュー作品「ダムのおじさんたち」をはじめ、昔話の本、社会の本、化学の本など数多く復刊されている。

以下をご覧ください。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13045885.html

上は「かがやく年月 化学のこよみ」を最新情報を加え改題した「世界の化学者 12か月」(2016年偕成社)とシリーズで復刊中の「しゃかいの本」(復刊ドットコム)

下は5冊シリーズの遊びの本。題名の最初の文字を読むと「かこさとし」となり遊び心と遊び満載(復刊ドットコム)

隠れたファンが多い昔話シリーズ(上)は、物語と共に絵の迫力も魅力。

本当の優しさ、強さを考えさせてくれる心に残る本。
左は、いつもとは違った雰囲気の絵で展開する「こまったこぐま こまったこりす」(2017年 白泉社)。右は、実話を元に絵本化した「しろいやさしい ぞうのはなし」(2015年復刊ドットコム)

かつて子どもだったすべての大人たちへ

『だるまちゃん』シリーズの加古里子(かこさとし)総特集

2017年7月13日に河出書房新社より刊行された科学絵本に焦点をあてた一冊。第一線の科学者たちがかこさとし作品を読み解く!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000012754.html

以下の各メディアでも同様の記事を配信。

http://www.jiji.com/jc/article?k=000000093.000012754&g=prt

http://president.jp/ud/pressrelease/597163ca7765614bf5020000

「夢の超特急」そんな言葉とともに東京オリンピックを前にした昭和38年、1963年に開通した新幹線ですが、今でこそ昭和レトロと思われる丸い形の先頭車両は、従来の汽車とは全く違う未来の象徴に見えました。

そんな姿が登場する「しんかんでも どんかんせんでも」(1983年童心社)が、2017年7月25日に復刊ドットコムより復刊されます。
いなかのおばあさんのお見舞いにでかける少年「てっちゃん」とお母さんが乗る新幹線は、食堂車があった時代のものです。当時は食堂車の壁に設置された時速計に表示される数字に目を見張りました。子どもだけでなく、大人にとっても夢の乗り物だった超特急が描かれています。

新幹線を降りた「てっちゃん」たちが乗り継ぐのは新幹線とは対照的な「どんかんせん」。この本が書かれた1983年当時空気を運んでいると言われすでに問題になっていた地方の鉄道の状況が伝えられます。「てっちゃん」にとっては「しんかんせん」も「どんかんせん」も大事で忘れられない貴重な体験になったのですが、著者のあとがき(1983年のまま)は次のようにあります。

あとがき

(引用はじめ)
早くてきれいで安全なーーー新幹線は、鉄道技術の粋として、その名は世界中にとどろき子どもの本にもたくさん取り上げられています。

しかし遠く離れた地方に住む人びとの生活と、都市を結ぶキズナとなっていた数々の支線は、経済的に赤字だからとして、人員がへらされたり、設備がどんどん悪くなり、廃止されようとしています。
恐ろしいことは育児や教育の場でも新幹線が讃えられ、鈍カン線(傍点あり)は見捨てられているという事です。
かこさとし
(引用おわり)

杉田玄白没後200年で企画展 文学者の側面に光

ただいま福井県ふるさと文学館にて開催中の「医と文学 杉田玄白からかこさとし、山崎光夫まで」に関しての記事。以下でお読みください。

http://www.sankei.com/region/news/170717/rgn1707170044-n1.html

7月18日、産経Bizにも同様の記事が掲載された。

当サイト展示会情報にも詳細があります。