編集室より

武生中央公園の「だるまちゃん広場」のトランポリンや「からすの風車塔」(下)はいつでも賑わっていますが、雨や雪の時には使えません。

冬にはしぐれることが多い土地柄なので2019年武生駅前の商業施設の3階に「てんぐちゃん広場」が設置されました。天候を気にせず遊べるので特に小さいお子さんや見守る方に優しく、季節や時間帯を問わず利用されています。

入り口には、『たっくん ひろちゃんのちょうちょうとっきゅう』(小峰書店)に出てくる列車が置いてあります。このコーナーには絵本もあり、ゆっくり読んでいる大人の姿も見かけられます。

広い壁面を利用してボルダリング。左から右に行くほど難易度が高くなります。

一番左は加古が幼い時に遊んだ村国山、その後ろに日野山が描かれ、だるまちゃんたちが歩くこの絵は「未来への行進」と名づけられています。文春文庫『だるまちゃんの思い出し遊びの四季カッコの表紙でご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

ヨーロッパのアルプス、ヒマラヤの山脈は『せかいあちこち ちきゅうたんけん』(2005年農文協)からです。

同本の絵とともに、世界の時刻を知ることができる場所もあります。

通路を挟んで2つのエリアがあり、どちらも靴を脱いで遊びますが、こちらの「どんどこどんのおへや」は身体を使って遊ぶゾーンで自分がこまになって遊ぶすごろくもあります。

通路の反対側にある「101ちゃんのおへや」は加古の絵本の世界のイメージでおままごとをしたり、手先を使う遊びができるように整えられています。

手洗いも設置、その正面には『あめ ゆき あられ くものいろいろ』(2022年農文教協)から、水のことについてのパネルがあって、お子さんに説明するのに役立ちそうです。

越前市に行かれたら、ご利用、見学されてはいかがでしょうか。

てんぐちゃん広場の最新情報は以下でご覧ください。

てんぐちゃん広場