編集室より

秋の夜長、10月27日からは読書週間ですが、その最初の日は「文字・活字文化の日」とされているそうです。

活字離れと言われて久しくなりますが、もし文字がなかったら、そして活字がなかったら人間の文化は大きく変わっていたに違いないでしょう。

活字が生まれたのは550年以上前、ドイツのグーテンベルクが「金細工師のフストとともに印刷会社を創立し、45才頃から印刷の研究をはじめ、ついに合金活字を使った印刷技術を発明しました。」と『こどものカレンダー2月のまき』(1976年偕成社)で紹介されています。

それによると「従来の木版印刷よりはるかに経済的で印刷の速度もはやい、活字文化のもとをきずきました。」

下の絵はグーテンベルクが初めて印刷した本とあり右上に見える「か」「こ」が活字です。グーテンベルクは1468年2月23日に亡くなったそうです。