編集室より

2018/10/15

新聞週間

2018年は10月15日から新聞週間、現在では新聞を購読している家庭が減少しているそうですが、加古と新聞は切り離せません。

20代後半からしていたセツルメント活動ではガリ版刷りの新聞を毎週発行、子ども会の日頃の活動内容や遠足など行事についてご家庭に連絡、知っていただく役割もはたしていました。

子どもたちの詩や俳句なども掲載、やがて子どもたち自身が編集、印刷、販売し毎週発行するまでになりました。

ここで加古が子どもたちに言ったことは、新聞というからには1)世界のニュース 2)日本のニュース 3)自分たちの町のニュースの3つは入れるように、この約束を守れば、あとは自由。このようにして刷り上がった、わら半紙の新聞は今でも手元に残してあります。価格は紙代の2円。子どもの字で3項目のニュースの他、四コママンガ、懸賞クイズ、詩、連載小説と盛りだくさんの内容から子どもたちのエネルギーが溢れ出てくるようです。

何を隠そう、この紙面の体裁は2016年刊行の『だるまちゃんしんぶん』にも踏襲されているのです。この新聞は季節ごとの紙面で4枚が1組となっています。秋の号のトップはこんな感じです。(上)「せかいびっくりニュース」「にっぽん きせつ ニュース」に加え「まちやむら あちこちニュース」では、だるまちゃんやおともだちのお祭り、運動会、お月見など数々の楽しいニュースが紙面をにぎわわせています。

加古は他にも会社員時代は絵や紙芝居に関しての新聞や壁新聞、孫家族が海外在住の期間には月に3回のファックス新聞、といった具合に手書き新聞を作成発行していました。

紙、ウェブと媒体は何であれ、自分発行の新聞があったとしたらどんなニュースや記事がトップを飾り、どんなユニークなコラムが登場するのでしょうか。秋の夜長にふと考えてみたくなりました。