編集室より

武生中央公園には市内外から大型バスで遠足の子どもたたちが訪れます。万一の雨の時に休憩したり、さまざまな催しを開催できる体育館よりも大きな建物、「まさかりどんの館」そしてその前には「たいへんあそびば」があります。

越前市は打ち刃物の伝統産業があり、木を切り工作する数多くの道具が登場する『まさかりどんがさあたいへん』(1996年小峰書店)が名前の由来です。

壁面には、その道具が絵本そのままに描かれています。

夜になるとこの建物の巨大な壁面に『どろぼうがっこう』の場面が浮かび上がります。夜の遠足「ぬきあし さしあし」のあの場面です。越前市にいらっしゃる折には是非ご覧ください。

テニスコート、その向こうには「コウノトリの大冒険」や「かいぞくせん・がぼがぼまる」の支柱が小さく見えるこの「あそびば」に赤い車が停められています。

『ねずみのしょうぼうたい』(1985年偕成社)にちなんで命名、かつて実際に使われていた消防車です。運転席にも座れるのではお子さんたちは大喜び。

表紙絵が看板になっています。

5回に分けてご紹介した武生中央公園のリニューアル部分のご紹介はこれでおしまい。次回は駅前にある室内広場のご紹介です。