編集室より

ふるさと絵本館では、毎年4月26日の開館記念日に合わせてイベントとともに新しい工作をご紹介しています。これまでには、ダンボールを利用して作る「だるまちゃん」「マトリョーシカちゃん」「てんじんちゃん」などがありましたが、今年加わったのが、市販のキャラメルの箱を使っての「あかいありとくろいあり」(1973年偕成社)に登場するあかあり「ぺっちゃん」(上の写真)作りです。いずれも考案は早未恵理さんです。

(下の写真は「てんじんちゃん」「マトリョーシカちゃん」とみなさんの作品「だるまちゃん」)

中箱を動かすと、仕掛けた箱上のぺっちゃんがキャラメル(作りもの)を舐めるような動きをします。あかありを自分描いて切り取るのが細かな作業ですから、親子で協力して作るのも完成の喜びを共有できていい思い出になりそうです。

(出来上がった個性豊かなあかいありの「ぺっちゃん」)

お子さんが集中して取り組む姿は普段見られない一面かもしれません。ゆっくりじっくり工作に集中する時間を絵本館で過ごしていただけたら幸いです。

他にもビスケット型のビュンビュンコマなど、小さいお子さんでも簡単に作れるものもあります。工作は準備の都合がありますので事前に絵本館にお問い合わせの上、お出かけ下さい。