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越前市絵本館は来年の かこさとし生誕100周年に向かいすでに展示で様々に工夫してお伝えしておりますが、そういった要素が盛り込まれている企画展を今回福井新聞で写真とともにご紹介いただきました。

12月1日までデビュー作『だむのおじさんたち』全点と絵本には使われなかった幻の2点も合わせて展示、また「だるまちゃん」シリーズの1作目『だるまちゃんとてんぐちゃん』を下絵を合わせて展示しています。

この2作品を間近でご覧いただける機会は貴重なものです。
展示内容については当サイトでもご案内しております。↓

かこさとし公式サイト 2025年12月1日までの絵本館展示 

福井新聞の記事は以下でお読みいただけます。
(2025年11月11日更新)

2025年11月11日 福井新聞 越前市ふるさと絵本館企画展

2025年11月8日 福井新聞 絵本館企画展

11月9日に最終日を迎える「たけふ菊人形展」。
「菊人形」が終わると越前市はいよいよ冬支度に向かいます。近年は、かつてほどの大雪になることはないようですが、冬こそある意味、雪国越前市らしい雰囲気を味わうことができるのかもしれません。そんな越前市絵本館に出かけられてはいかがでしょうか。

2025年11月3日の福井新聞「越山若水」にあるように、この度文化勲章を受けられた美術史家の辻惟雄先生と加古は20代の頃、川崎セツルメント(ボランティア)活動でご一緒して以来の知己でした。

加古がこの受章を知ったならどんなにか喜んだことと思います。加古にかわり心よりのお祝いを申し上げます。

住まいが近かったこともあり加古が地元で講演する時に辻先生が来てくださったり、かこさとしが菊池寛賞受賞の際にはお祝いの文章を書いてくださったり、辻先生は本を出版されるたびに送ってくださいました。


最後にゆっくりお話しできたのは2014年、辻先生が『奇想の発見ーある美術史家の回想』を刊行された記念の対談で『芸術新潮』(上)に掲載されました。

二人で古いアルバムを見ながら半世紀前のセツルメント時代の話に花がさいたのはいうまでもありません。伝記『かこさとし 遊びと絵本で子どもの未来を』(2021年 あかね書房 鈴木愛一郎著)の巻末「 かこさとしをとりまく人びと」でもその時の写真と共に辻先生をご紹介しています。

あかね書房のかこさとし伝記

その巻末資料「かこさとしをとりまく人びと」に辻先生

そして加古の没後もお世話になりました。

エッセイスト賞をいただいた『遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考』(1975年じゃこめてい出版)を2021年『だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考』(文春文庫)として文庫化するにあたり辻先生に解説をお書きいただきました。本文と合わせてぜひお読みいただけたらと存じます。


昭和時代 20年以上にわたり朝日新聞に掲載されていた「サザエさん」は長谷川町子さんによる4コマ漫画で、筆者はこどもの頃楽しみに見ていました。

「サザさん」の4コマには当時の世相や風潮が描かれており、「サザさんをさがして」はそれを紐解いたり現在の視点で見たりするユニークなコーナーです。

今回のキーワードは「トーナス」(唐茄子)、つまりカボチャ。かこさとしのかぼちゃの思い出をほんの少しお伝えしています。

2025年10月18日サザエさんをさがして トーナス

『絵本への道』(1999年福音館書店)で触れている絵描き遊びにも「サザエさん」がある

大人気『どろぼうがっこう』の続編にはご存知のように『どろぼうがっこう ぜんいんだつごく』『どろぼうがっこうだいうんどうかい』の2作品があります。

その『どろぼうがっこうだいうんどうかい』にあるような競技をスポーツの日の10月13日、越前市ふるさと絵本館で実際に子どもたちが、親子さんが大いに楽しみました。

その様子が写真とともに報じられました。

2025年10月14日どろぼうがっこうだいうんどうかい

2025年10月14日中日新聞WEB絵本館で「どろぼうがっこうだいうんどうかい」

どろぼうがっこうならではのユニークな競技満載のだいうんどうかいプログラム

2025年9月15日(月) 〜21日(日)毎日J:COMチャンネル地デジ11ch「かこさとしと平和」で放映された藤沢市広報番組の第2回目「かこさとしと平和」がYouTubeでご覧いただけます。

戦後80年の2025年に開催された「かこさとし作品展」で初公開となった『くらげパポちゃん』(講談社)の絵を描いた中島加名も登場。

『秋』(講談社)をご紹介した講演会の様子や展示会関連イベントでのお子さんたちの工作の様子などもまじえ、かこさとしが強く願った平和についてお伝えしています。

2025年9月22日 藤沢市広報番組 かこさとしと平和