かこさとしが20代半ばから約20年間子どもたちと一緒に遊び子どもたちから多くを教わった場所、川崎市幸区の通称「三角ひろば」(古市場第二公園)。
生誕100周年を迎え、3月1日にこの公園で楽しいイベントを開催します。予約不要、どなたでも参加できます。
タウンニュースでも紹介されました。
川崎市幸区 タウンニュース 一緒に遊ぼう だるまちゃんと仲間たち
絵本ナビ金柿さんによる『からすのパンやさん』(1973年偕成社)紹介記事が毎日新聞に掲載されました。
出版から53年も経て親子3代でお楽しみいただいている現役の絵本です。この本では、からすの一家が総出でパン作りに奮闘しますが、チョコちゃん、リンゴちゃん、レモンちゃん、オモチちゃんの四羽が大人になって、それぞれのお店をする続編4冊も人気です。
記事は以下で。
こどもたちが始めたお店、行かれたことがありますか?
かこさとし生誕100年にちなんで全国各地の図書館でかこ作品に焦点をあててご紹介いただいています。
松本市のあがた図書館のことが市民タイムスに掲載されていますので、以下でどうぞ。
最新刊『くらげのパポちゃん』(講談社)や現在、4月20日まで越前市ふるさと絵本館で複製原画を展示中の『まさかりどんがさあたいへん』、選挙を通し社会について考える『こどものとうひょう おとなのせんきょ』(復刊ドットコム)など、ぜひ手に取ってご覧いただければと思います。
衆議院選挙の翌朝、西日本新聞1面コラム「春秋」ではかこさとしの『こどものとうひょうおとなのせんきょ』を取り上げ論じました。
記事は最後に「数こそ正義と履き違えぬよう、大人の広場の民主主義を監視する。主権者の役割だ。」と結んでいます。
ぜひこの絵本を最後までお読みいただければと存じます。
2026年2月9日 西日本新聞「春秋」こどものとうひょうおとなのせんきょ
生誕100年を記念しこの春から次々に新刊、復刊が出版されます。
まずは3月4日、福音館書店から発売の2冊は非常にカラフルで年齢問わず見ているだけでも、十二分に楽しめますので、ぜひ手に取っていただきたい作品です。
この変わった題名は子どもの遊びに由来します。おおきい↔︎ちいさい、ながい↔︎みじかいなど対比する言葉の概念を絵で知ることができる、しかも絵さがしのように楽しめる科学絵本です。ユーモラスな絵に大人は苦笑いかもしれません。
初版は1976年「かがくのとも」として出版されたので、表紙や裏表のちょうちんに「と」や「も」が書かれていますし、本文の中にも同様な絵があります。
本文といっても、対比する短い言葉がその場面のタイトルのようにひらがなで書かれているだけです。
2024年に園の定期購読用に出版されたもので、定価はその当時のものです
これは1987年「年少版・こどものとも」として園向けに出版されたクリスマスツリーの本です。したがって一般書店には並んだことがないので初めてご覧になる方も多いのではないかと思います。
しかしながら加古のふるさと越前市ではちょっと有名な絵本なのです。
というのは2012年越前市武生(たけふ)公会堂にて「かこさとし ふるさとから広がる絵本の世界」展が開催された時、1階ホールから2階の展示会場に至るまでを、このツリーを拡大して大きな木のように2階まで届くようにしたからです。
1階ではこのツリーの根の部分を踏みしめながら鑑賞、階段を行き来しながらさまざまなツリーの飾りを楽しんでいただきました。現在はコウノトリの繁殖に熱心な地域の小学校に飾ってあります。
木の上には絵本とは異なりコウノトリが特別に羽ばたく、写真は白山小学校提供
武生中央公園のもみの木、2026年2月の様子、写真は越前市提供
また武生中央公園の図書館近くにはこの絵本のツリーにちなみ本物のもみの木が植えられています。 実は一昨年の酷暑で枯れたため現在の木は、残念ながら小ぶりですが、きっと大きく伸びることと楽しみにしています。
本作はソフトカバーで、記念の冊数限定販売となります。クリスマスの本ではありますがその頃には売り切れの可能性もありますので、お早めのご予約をおすすめいたします。
園向けのシリーズとして刊行された本書
たくさんの動物、食べ物、遊びが次々に登場します
かこさとしが大学卒業後、川崎の民間会社に勤めながらセツルメント(ボランティア)活動をしたのは現在の川崎市幸区でした。
約20年間、住まいとは別に小さな場所を借り、近くにあった通称三角広場(古市場第2公園)でも紙芝居を見せたり、運動会を催したりしました。
2024年4月に案内板も設置され、今年はその公園で楽しい集まりをする計画があります。公園ですからどなたでも参加できます。詳しくは広報をどうぞ。
三角ひろば 2025年3月撮影
新聞記事を読んで家族や友人と対話し、深まった意見をまとめる「第16回いっしょに読もう!新聞コンクール」で全国奨励賞の選ばれた福井市の小学6年生を紹介しています。
読んだ新聞記事は2025年8月20日に福井新聞に掲載された「作家と戦争ふくい戦後80年(下)」でした。
「過ち繰り返さぬ 創作の源」という大見出しで、かこさとしの実話を元に2021年絵本として出版された『秋』について紹介するこの記事を見て、「戦争体験が創作の原点だったことを」知り、本を読み深め「戦争は悪 平和守りたい」という強い気持ちになった、と入賞者の言葉を伝えています。
生誕100年を迎えるかこさとしの生涯を紹介。
今でも人気の作品は「川崎でのセツルメント(住民生活向上の社会運動)が土台にある」とし、そこでこどもたちから学んだことに「昭和20年以降の生きる望みを与えられた」というかこ自身の言葉を引用しています。
科学絵本にも触れ、「いずれの絵本も底流にあるのは多様性への視座だろう。」と結んでいます。
2025年に引き続き2026年も鈴木愛一郎が日曜エッセーを執筆いたします。
今年は「加古里子作品をめぐって」と題し6回シリーズでお届けする予定です。
第一回目は『こどものとうひょうおとなのせんきょ』(2016年復刊ドットコム)と『過去六年間を顧みて』(2018年偕成社)の加古の言葉を引用しながら、洞察します。