2026年 干支探し・午(馬) その1
『人間』(福音館書店)のあとがきに添えられた絵は、洞窟絵画の模写
毎年恒例の干支探し、今年は午(馬)。
人類は人力で動かしていた道具を牛馬に頼るようになり農業や輸送などに大きな力を得ました。また、古くから身分の高い人は馬を移動手段として活用していました。
『かこさとし 新・絵でみる化学のせかい⑤未来の化学 資源とエネルギー』の最初の場面を見ると、馬がそこここに描かれ、様々に利用されてきたことがわかります。
海外に目を向ければ、冒頭に載せた洞窟絵画に始まり、ピラミッドの時代、そしてヨーロッパをはじめ世界各地の絵画作品にも数多く見つけることができますので、それを伝える加古作品にも枚挙にいとまがありません。
紀元前1296年カデシュの戦いでのラムセス2世『ピラミッド』より
『万里の長城』より
『絵でみる化学のせかい③』より
日本の古い時代については『富士山大ばくはつ』(小峰書店)や『ならの大仏さま』(復刊ドットコム)などに多く描かれています。
800年ごろの延暦の噴火を見つめる馬を連れた人
864年・870年の貞観の噴火『富士山大ばくはつ』より
聖武天皇の時代745年の出来事『ならの大仏さま』より
お祭りや行事で馬を見ることもあります。
流鏑馬もその一つでしょう。
『こどもの行事しぜんと生活9月のまき』より
また、そうした大切な馬ですから郷土玩具にも登場します。だるまちゃんすごろくで見てみましょう。
「おくにおもちゃめぐり」青森の【やわたごま】
「おくにおもちゃのいろはすごろく」のちゃぐちゃぐうまこ(岩手)
皆様の地域には馬にまつわるおもちゃや逸話がおありでしょうか。
すっかりデジタル、電化生活の中にいる私たちですが、馬をきっかけに人間の歴史を振り返ってみるのはいかがでしょうか。(つづく)
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