「いぬのおまわりさん」や「サッちゃん」で知られる大中恩氏とかこさとしの出会いは、戦後まもない1940年代に遡ります。
加古が大学を卒業する前に、大学一の大教室で自らの脚本、演出で上演した童話劇「夜の小人」の劇中歌を作曲し、自らの合唱団を率いて指揮をしてくださったのが大中恩氏でした。
2024年、大中恩氏の生誕100周年を記念して各地でコンサートが開かれましたが、2025年にも福井で開催されます。『パピプペポーおんがくかい』(2013年偕成社)の最後の場面で歌われる「うみにうまれ いのちをつなぎ」を夫人の大中清子さんが歌われます。
テレビや新聞で話題となった、かこさとしの『くらげのパポちゃん』が絵本となって2025年2月上旬に刊行されます。
1950から55年にかけて原稿が書かれた本作は、戦争に行く途中、南の海で亡くなった少年の父親のことを偶然知ったくらげの「パポちゃん」が、南の海を目指して、父親の行方を探す冒険物語です。
残念ながら、加古の原稿には絵がありませんでしたので、加古の想いを受け継ぎ、孫の中島加名が絵を描きました。
2025年1月26日(日)藤沢駅に近い村岡公民館で鈴木万里による講演会を開催します。
『秋』の朗読を行うほか、かこさとしが体験した戦争と作品に込めた思いについてお話しします。予約制で先着60名です。詳細は以下でどうぞ。
11月下旬に出版され、かこさとしが晩年50年余り暮らした藤沢市の図書館に寄贈された『かこさとし 新・絵でみる化学のせかい』について紹介する詳しい記事が掲載されました。以下でどうぞ。
空のかなたにある宇宙。
福井セーレンプラネット「宇宙のえほんとおもちゃ」展では、上の絵を含むかこさとしが描く『宇宙』(福音館書店)の絵を7枚展示しています。うち3枚は今回が初披露となるものです。
2024年12月13日には読売新聞福井版 、2014年12月27日福井新聞で紹介されました。
新年は1月2日正午からオープンです。
他には、刊行まもない『かこさとし 新・絵でみる化学のせかい』(講談社・上)や小さい子どものための科学の入門絵本『新装版 地球のかがくえほん』シリーズ(農文協・下)から初公開の絵など、そして「だるまちゃん」や『からすのパンやさん』もご覧いただけます。
2024年11月下旬に出版された『かこさとし 新・絵でみる化学のせかい』5冊シリーズについて紹介されました。
上の絵はシリーズの『5 化学の未来 資源とエネルギー』からです。
この学校、面白そうですね。
『かこさとし新・絵でみる化学のせかい 2 なかよし いじわる元素の学校と周期表』の最初の場面です。
この5冊シリーズの魅力を以下でたっぷりどうぞ。
<a href="http://“>かこさとし 新・絵でみる化学のせかい
2024年12月8日(日)NHKラジオ第1「マイあさ」の落合恵子さんの「絵本の時間」で『サン・サン・サンタひみつきち』が取り上げられます。
聞き逃しは以下でどうぞ。(16分過ぎころです)
この冬の絵本館には美味しいおやつがたくさん並びます。上の絵は『かこさとし食べごと大発見8 きれい果物 あまから菓子』(農文協1994年)からです。
ケーキにプリン、お汁粉、お団子、お煎餅!
まだまだたくさんありますよー
懐かしいおやつ、憧れのおやつ、食べたいおやつがところ狭しと並びます。
美味しい絵をたっぷりご用意してお待ちしています。
『からすのおかしやさん』はもちろんのこと、『かこさとしあそびの大惑星7 ももくりチョコレートのあそび』から3枚(うち2枚が初公開)、『食べごと大発見8きれい果物あまから菓子』の7枚は全て初公開のものです!
それに加え初公開のものがさらに3枚もありますので、「おやつ大好き!」の方は是非、越前市ふるさと絵本館へお越しください。
絵本館は火曜日休館、年末年始はお休みさせていただきます。
下は理想のおやつ?!が描かれている『ことばのべんきょう くまちゃんのいちにち』「おやつ」より。