お知らせ

この湯のみは『だいこん だんめん れんこん ざんねん』(1984年福音館書店)にえがかれているもので当時かこが使っていた湯のみの柄に似ています。

みなさんもご自分専用の湯のみをお持ちのことと思います。湯のみやご飯茶碗、お箸、マグカップなど個人専用の食器を属人器といい、これを持つ文化はアジアの一部に限られているそうです。

そんなことをテーマにした展示会「こだわりつまった わたしの湯のみ」展が福井県越前町の陶芸館で10月1日から始まります。福井県にゆかりのある三人の湯のみが展示され、かこのものもあります。自分で作ったものでなくても、その選択にはそれぞれの個性が感じられ興味深いものです。どうぞお出かけください。2020年12月13日までです。


詳しくは以下でどうぞ。

わたしの湯のみ

ゆのみ展

『こどもの行事 しぜんと生活5月のまき』にえがかれている湯のみ。

「ウエークアップ! プラス」お天気コーナー

ヒガンバナは秋のお彼岸の頃に咲くので、こう呼ばれますが、全国各地に様々な呼び名があります。
『ヒガンバナのひみつ』(1999年小峰書店)の前見返しと後見返しには、なんと608もの呼び名が日本地図とともに列記されています。番組はこの図から引用しました。

本によると石川県や青森県には「ハミズハナミズ」という言い方があり、愛媛県や和歌山県には30以上の呼び名があると書かれています。

このように沢山の呼び名がある理由は、ヒガンバナの秘密と深く関係しています。飢饉というと昔のことと思いがちですが、食料危機は古くて新しい問題です。大人の方も、是非手にとってお読みください。

『うつくしい絵』『すばらしい彫刻』

残暑はありますが、日暮れが早くなり季節は秋に向かっています。

読書の秋、芸術の秋におすすめしたい二冊の本がNHKテレビで紹介されました。
世界で一番有名な「モナ・リザ」はなぜ、これほど、時代を超えて多くの人々に愛されているのでしょうか。

海外でも有名な「神奈川沖浪裏」の北斎は版画のほかにどんな絵を描いていたのでしょうか。

名画の美しさ、素晴らしさは、どこからうまれるのか。。。
ゴッホ、レーピン、ピカソの絵も紹介しながら紐解きます。

かこさとしが自ら企画し、出版の依頼をした唯一の絵本である『うつくしい絵』(1974年偕成社・上)に込めた思いを本書を手にとって感じていただければ幸いです。

この姉妹編『すばらしい彫刻』(1989年偕成社・下)はその出版まで十数年かかりました。それは当時政治情勢が悪く、実際の彫刻を見に行って確認することができずに時間がすぎてしまったからです。

世界各地の美術館を訪ねることが困難な状況の今、本を通して芸術の秋をお楽しみください。

越前市ふるさと絵本館、秋の展示『どろぼうがっこう』(1973年偕成社)が9月4日から始まります。(9月1日は火曜で休館日、2・3日は展示替えのため臨時休館)

衝撃の続編『どろぼうがっこう ぜんいんだつごく』と『どろぼうがっこう だいうんどうかい』(いずれも2013年偕成社)も初公開のものを含め少数枚ですが展示致しますのでご期待ください。

2020年9月9日の福井新聞朝刊で、「名場面の味」と紹介されました。

『どろぼうがっこう』の原作は、かこがセツルメント活動をしながら学位論文を書くという猛烈な忙しさの中、論文のための下書きコピー(当時は青やきといって青っぽく文字が複写された)の表に墨色一色で走り書きのようにして描いたものでしたが、これが大変好評だったのです。

絵本として出版されることになり、第一場面のフクロウが語るシーンをつけ加えました。実験データの化学式の上に描いた原作のなごりで、文字のコラージュを背景に使用、続編でもその流れが見てとれます。

『どろぼうがっこう』のかわいい生徒たちとクマサカ先生をゆっくりご覧ください。11月23日(月)までです。

2020年10月11日、福井新聞オンラインの記事は以下でどうぞ。

どろぼうがっこう

「おうちで!絵本ミュージアム」

例年は大勢のご来場をいただき賑わう福岡アジア美術館の「絵本ミュージアム」ですが、今年は新型コロナのためオンライン開催です。

お家からご参加いただける企画の1つが『からすのパンやさん』になったつもりで素敵なパンを考え絵に描いて送信すると、それが立体的に見える画像になるというものです。どんなパンが登場するでしょうか。

詳しくは以下の記事でどうぞ。

おうちで絵本ミュージアム

2020年9月11日、西日本新聞で紹介されました。

2020年9月24日『からすのぱんやさん』についての記事は以下で。

絵本ミュージアム からすのぱんやさん

2018年の発売以来多くの皆様にご覧頂いているかこさとし最後の科学絵本『みずとはなんじゃ?』。絵を描いてくださった鈴木まもるさんの地元静岡新聞による週間ベストセラーに登場しました。

また、雑誌「チャイルドヘルス8月号」(診断と治療社)ではJPICの読書アドバイザーにより『未来のだるまちゃんへ』(2014年文芸春秋)とともに丁寧に紹介されています。

読書の秋に、大人の方にもお読みいただきたい二冊です。

2020年7月7日発売LEE8月号に掲載された、夏休みのおすすめ本です。
かこさとしの『人間』(1995年福音館書店)、『ちっちゃな科学ー好奇心が大きくなる読書&教育論ー』(2016年中央公論新社/かこさとし・福岡伸一)は大人の夏休みにも最適です。本の隅々まで情報がたっぷり。じっくりお楽しみください。
記事は以下でどうぞ。

おすすめ本

8月10日は山の日。
かこさとしは幼い頃、故郷・福井県越前市の小さな山、村国山を毎日見て過ごしました。この山に遊びに出かけることもしばしばだったそうです。幼稚園からの帰り、寄り道で道に迷うと村国山の方向を頼りに道を進んだと懐かしそうに話していたのが印象的です。

村国山より高い日野山(ひのさん)、そして、加賀白山、富士山、ヒマラヤと高みを目指し歩んで行ってほしいとの願いを込めて描いたのが、武生中央公園のランドマークになっている大壁画、「越前山歌」(えちぜんさんか)。讃歌の意味をかさねています。公園にはその言葉を伝える案内板も設置されています。

この絵、そして故郷への想い、子どもたちへのメッセージについての論説【越山若水】を以下でお読みください。

越山若水

会期末が2020年8月31日の愛媛県歴史文化博物館の展示会「かこさとし絵本展」。「だるまちゃん」シリーズや『からすのパンやさん』の他、行事や遊び、科学の絵本など様々な分野の絵をじっくりご覧いただけます。年齢を問わずご楽しめる内容です。お近くの方は是非お出かけください。
動画は以下でどうぞ。

かこさとし絵本展

こちらの動画もどうぞ

絵本展

〈企画展示・戦争の記憶 2020〉 こどもの本から見る戦争

『子どもたちへ、今こそ伝える戦争』

TOKYO2020が幻になったこの夏、大切なことを忘れてはなりません。戦争から3/4世紀。本企画展のポスターは次のように問いかけます。
(引用はじめ)

何を体験したのか
何をかきたかったのか
そして、なにを伝えたいのかーーー

終戦から75年。体験者から話をきくことが難しい現状で、戦争の悲惨さを語り継いでいくのは「本」です。」次の世代に、戦争の恐ろしさと平和の尊さを伝えようと多くの絵本作家たちが、戦争をとりあげた作品を描いています。平和への祈りがこめられた絵本とともに、児童文学作家たちを紹介します。
(引用おわり)

『子どもたちへ、今こそ伝える戦争 子どもの本の作家たち19人の真実』(2015年講談社)の一部をパネルでご紹介。
かこさとしの「白い秋、青い秋のこと」の全文をお読みいただけます。
詳しくは以下でどうぞ。

戦争の記憶