お知らせ

7月8日から藤沢アートスペース(最寄り駅は辻堂)で始まる藤沢市制85周年記念事業「かこさとし 〜これまでの100年、そして未来へ〜」作品展に合わせ、かこさとし長女による講演会を開催します。

本展示会のギャラリートークのイメージで、展示作品の背景についてや、『秋』の朗読もいたします。

日時:2025年7月12日(土)午後2時〜3時半
場所:藤沢市民会館第2展示集会ホール(最寄り駅は藤沢)

暑い中ですが、どうぞご参加ください。

2025年夏 藤沢展示会関連イベント・ワークショップ

2025年の夏は終戦後80年の節目にあたります。

かこさとしが遺した多くの作品に込められた思いを長女が語りました。

戦争時のかこさとし自身の体験が盛り込まれた『秋』と南方で戦死したお父さんを探しに大海原をどこまでもゆく『くらげのパポちゃん』(いずれも講談社)についても。

以下でどうぞ。

毎日新聞 24色のペン かこさとし

うみのめぐりのめあて パポちゃんと深く、物語の海へ

有隣堂書店発行の「有隣」に『くらげのパポちゃん』(2025年講談社)の絵を描いた中島加名が、その作画過程で考え、思いめぐらしたことについてつづっています。

祖父かこさとしがこの物語で伝えたかったことは何だったのか。そして裏表紙の絵にこめられたものは⋯

有隣599号 うみのめぐりのめあて パポちゃんと深く、物語の海へ

藤沢市アートスペース7月8日〜8月24日、藤沢市民ギャラリー8月6日〜23日 2会場で開催

間も無く開催の「かこさとし作品展 〜これまでの100年、そして未来へ〜」について毎日新聞で紹介されました。
藤沢市アートスペースには『あなたのまちです みんなのまちです』(復刊ドットコム)や『くらげのパポちゃん』(講談社)の絵など初公開作品が20点、原画もあります。

上の絵はポスター、チラシにもなった『未来のだるまちゃんへ』(2014年文藝春秋)ハードカバーの表紙絵で藤沢市民ギャラリーにて展示します。

以下で記事全部をお読みいただけます。

2026年6月29日毎日新聞 記事全文

『出発進行!里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅』(2016年偕成社)の原画19枚がご覧いただける市原湖畔美術館の展示会が紹介されました。

東京から少し離れただけなのに、こんな豊かな自然があることにきっと驚かれることでしょう。小さな旅をお楽しみください。

市原湖畔美術館 出発進行!里山トロッコ列車

はっけん! SDGs本

普段目にすることができない地下での大規模工事の様子が手に取るようにわかる科学絵本です。
大人でも夢中で見てしまうほどの精緻さで描かれていて、季節の移り変わりなど地上の変化もわかる本書が紹介されました。

記事「工事の様子 完成まで」は以下でどうぞ。

2025年6月20日  東京新聞 地下鉄のできるまで

育てたかった「本当の賢さ」

戦後80年目の夏を前に、世界の平和を考えずにはいられない昨今です。

2025年5月23日朝日新聞朝刊(神奈川版)に掲載された鈴木万里のインタビュー記事がウェブで配信されました。

以下でどうぞ。

朝日新聞 デジタル記事 未来への伝言 戦後80年

2012年かこさとしのふるさと越前市武生(たけふ)公会堂で開催された「かこさとし ふるさとから広がる絵本の世界」展をきっかけに始まった紙芝居コンテストは、今年で第14回を数えます。

当初の審査と講評はかこさとしでした。

来年、再来年は越前市で紙芝居の全国プレ大会、大会が開催されるなどますます盛り上がっている越前市の紙芝居です。プロ・アマ問わず全国からの応募をお待ちしております。

第14回越前市紙芝居コンテスト

2025年6月16日、越前市ふれあい情報(ラジオ)で紹介されました。

越前市紙芝居コンテスト作品募集中 たんなん夢レディオ(ラジオ)

今年かこさとしは数えで100歳。

来年の満100歳に向けこの夏、かこの歩んできた100年、そして藤沢市の市政85年に加え終戦80年をかこ作品を通して振り返ります。

その先にはこれからの100年が平和であってほしいという願いと未来に向け私たちの思いを伝えていきたいという希望を込めています。

初公開となる『わたしのまちです みんなのまちです』(1987年/2017年復刊ドットコム)に描かれた太古の日本からベトナム戦争終結に至るまでの7枚が展示のリード役となります。

『秋』の原画や話題の最新刊『くらげのパポちゃん』(いずれも講談社)も初披露。

『わたしのまちです みんなのまちです』のあとがきは以下でどうぞ。

わたしのまちです みんなのまちです  あとがき

8月6日〜23日 藤沢市民ギャラリーでも展示

8月には市民ギャラリーでの展示も加わり2ヶ所での同時開催という贅沢な企画です。

市民ギャラリーの展示にあたっては日頃本に接している図書館の方々推薦、未来の子どもたちにも読んでほしいおすすめの本から展示の絵を選びました。

又100周年にあたり、かこさとし生まれ故郷の越前市と連携し、越前市ふるさと絵本館のご紹介コーナーも設けます。

この夏、かこさとし作品を存分にお楽しみいただきながら過去、現在、未来に思いを馳せていただけたら幸いです。

なお、本展示でご覧いただける絵は、6月3日〜23日に二子玉川蔦屋家電ギャラリーにて展示のものとは異なります。
詳しくは以下でどうぞ。

藤沢 夏の展示会 2会場で開催

藤沢  かこさとし2025夏展示会

『くらげのパポちゃん』(講談社)で脚光を集めているかこさとしのクラゲ。

科学絵本『クラゲのふしぎびっくりばなし』は専門家でも驚くほどの内容であると紹介されました。

この本では本当に不思議でびっくりすることが次々に明かされていきますが、それは加古自身の探究心のたまものかもしれません。

徹底的に疑問点を解明するために、締切ギリギリまでくらげの研究に熱心な江ノ島水族館に出かけて教えていただくなどして書き上げました。その時同行した編集者さんが青ざめるほどのかき直しより、疑問が解決できたことで加古は満面の笑みだったという逸話が残っています。

2025年9月1日まで越前市ふるさと絵本館でこの絵本の絵を初公開のものも含め9枚展示しています。
ぜひこの機会をお見逃しなく!

絵本とは思えない情報量?かこさとしの科学絵本クラゲのふしぎびっくりばなし