2024年10月27日(日)藤沢市民総合図書館で講演会「かこさとし〜童話集に込めた思い」
2024年春にかこさとしの童話集全10巻が出版されました。
動物のおはなし、日本のむかしばなし、生活のなかのおはなし、世界のおはなしの4つのグループ246話にこめられたかこさとしの思いについて、各巻の「はじめに」をかいた鈴木万里が、かこの半生とからめてお話いたします。
お申込みは以下でどうぞ。
2024年春にかこさとしの童話集全10巻が出版されました。
動物のおはなし、日本のむかしばなし、生活のなかのおはなし、世界のおはなしの4つのグループ246話にこめられたかこさとしの思いについて、各巻の「はじめに」をかいた鈴木万里が、かこの半生とからめてお話いたします。
お申込みは以下でどうぞ。
軽井沢絵本の森美術館で開催中の特別企画展・かこさとし 絵本への「まなざし」についてご担当の学芸員さんに「オススメ」として「カルチャー」欄に掲載されました。
「創作の原点」にあった「戦争二度と」起こさぬように伝える思いについて、展示中の「森のみどりのシャンリリリン」にちなんだ絵とともに紹介しています。
会期は10月14日まで,9月中は無休,10月は火曜日休館です。
越前市ふるさと絵本とのスタンプラリーも開催中です。
展示会については当サイト、以下にも詳細があります。
20代後半だったかこさとしが1950年代に創作した『くらげのパポちゃん』の原稿が見つかり、絵本としての出版に向けて準備が進められています。この作品についての記事が掲載されました。
(上の写真は2023年新江ノ島水族館にて撮影)
越前市ふるさと絵本館の展示が9月6日(金)から新しくなります。テーマは「みんな大好き!お祭り」。
お祭りといえば、夏の祇園祭に仙台の七夕、青森ねぶた祭や秋田竿燈まつり⋯。有名なものからお住まいの地域のお祭り、そしてお話の中のお祭り。これらは平和な世の中だからこそのものです。
かこさとしがデビューするきっかけとなった通称「わっしょいわっしょいのおどり」(平和のおどり)の絵も半分の大きさではありますが展示するほか、初公開のものも多数展示してお越しをお待ちしています。
火曜日(9月3・10・17・24日)は休館。9月4・5日展示替え、18、25日は休日振替のため休館です。
10月14日まで、軽井沢絵本の森美術館とのスタンプラリーを開催中です。2館の展示をどうぞお楽しみください。
ともに1926年生まれ松居直さんとかこさとし。
加古が展覧会に出した1枚の絵のハガキがきっかけで福音館書店の名編集長松居さんと出会うこととなり、かこさとしの絵本への道が始まりました。
加古のデビュー作『だむのおじさんたち』、科学絵本『かわ』そして『だるまちゃんとてんぐちゃん』をはじめとする多くの絵本を出版、松居さんに励まされ2011年には長い時間がかかった『万里の長城』も刊行することができました。
二人の運命的な出会いによって誕生した数々の絵本は今も私たちに多くのことを伝え語りかけています。
短期間ですが、記念すべき絵本の表紙絵を展示いたします。どうぞお出かけください。
北陸新幹線が福井まで延伸して話題ですが、今から100年前、かこさとしが生まれる前の年に開業した福井鉄道福武線の旅、番組後半で越前市ふるさと絵本館をご紹介。以下でご覧ください。
お子さんたちが読んだことのある楽しい作品を作り出してきた作家のひとたちが、自ら体験した戦争のことを絵本にしています。
かこさとしは高校2年生の時に防空壕から見た悲惨な光景を、そして戦争がもたらす悲しく残酷な事実を美しい季節であるはずの秋を背景に絵本で伝えています。ご家族みなさんでぜひお読みください。
童話集第1巻が出版されたのは昨年9月末のことでした。それからこの春までに全10巻の出版が完結しました。
巻末に解説を書いてくださった野上暁さんが,かこさとし童話集に込められたメッセージを野上さんが紐解きます。聞き手は5年の歳月をかけて編集にあたられた偕成社千葉美香さん。ご参加をお待ちしています。
2024年6月5日川崎市政100周年を記念して、川崎市鹿島田の北野書店主催の鈴木万里講演会「かこさとし絵本の原点かわさき」が川崎市国際交流センターで開催されました。
それに先立ってオンライン対談第1回にご登場いただいた藤嶋昭先生のご挨拶と講演会に続いて行われた川崎市教育長・小田嶋満先生との対談を以下でご視聴いただけます。
夏休みの読書案内の一助になれば幸いです。
『かこさとし童話集⑥生活のなかのおはなし〈その1〉』に収録されている「ぼくの母ちゃん」は川崎セツルメント(ボランティア)活動を始めた1950年代はじめの頃、勉強に来ていた子どもが書いた作文と加古が世話をしていた日曜日の遊びや絵を描く時間に子どもたちが描いたものをもとにして加古がつくりました。
戦争で父親を亡くした母子の様子が小学生の「ぼく」の視点で語られます。1953年には新聞にも掲載、大きな掛け図式の紙芝居にして子どもたちに見せたり、子どもたち自身が東大の五月祭で発表したりしていました。
後に加古が幻灯用の絵を描き、幻灯会社がそれをもとにフイルムに直に着色して販売され,その収入がセツルメント活動の資金に充てられました。
今回の上映会ではその幻灯をご覧いただきながら活動弁士による口演付きで上演します。解説は鷲谷花さんです。
日時:2024年8月18日(日)13:30〜15:30
会場: みらい大明(豊島区池袋3ー3ー8)スタジオ
定員:30名(事前申込・先着順)
対象:小学生以上
料金:無料
詳しくは以下をどうぞ。