お知らせ
2023年9月末から刊行されている『かこさとし童話集』は第6巻まで出版され、第7巻は2024年1月下旬、第8は2月下旬、第9・10巻が3月上旬に出版で全10巻が揃います。
11月24日に中部・北陸地方の朝のニュースでお伝えしたものと同内容のリポートが、今回全国放送となります。全国の皆様、是非ご覧ください。
2023年12月23日(土)6時台の予定です。ニュースの内容によっては変更になることがありますので予めご了承ください。
福井県立ふるさと文学館・尾崎秀甫 x 加古総合研究所・鈴木万里
かこさとしの30年以上前の絵本5冊がオンデマンドで復刊されたこと、『かこさとし童話集』刊行を記念して対面及びオンライン対談が開催されます。
30年前のシリーズ絵本、そして刊行中の『かこさとし童話集』など多くの著作を生み出した秘密や、いつ見ても新鮮な絵本の魅力を探ります。
ブックハウスカフェ 対談 12月25日
『かこさとし童話集第5巻』〈日本のむかしばなし その2〉と第6巻〈生活のなかのおはなしその1〉が出版されました。
第5巻には、加古が20代後半、セツルメント活動で子どもたちに紙芝居として見せていた愉快な「絵姿女房」や「屁放の十どん」、生まれ故郷福井県の武生(たけふ)を舞台にした「きつねの川わたり」(表紙の絵)、亡くなるまで50年近く暮らした藤沢の家近くにまつわる「腰越江島縁起伝」、忍者の話や子ども狂言など、様々な創作昔話がおさめられています。
また、巻末には解説ではなく、加古による「お話を読んであげる時のために」があり、読み聞かせや語り聞かせをする際にお役に立てていただければと思います。
第6巻は、7、8巻に続く〈生活のなかのおはなし〉の最初の巻です。
この巻にも、幼少の頃の思い出や小学校時代に体験したことなどをモチーフにした作品がありますが、セツルメントの子どもたち向けに作った「小さな診療所のおいしゃさん」(表紙の絵)をはじめ、セツルメントの子どもたちを主人公に実話を元にした「ぼくの母ちゃん」や「自転車にのってったお父ちゃん」も掲載しています。
巻末には野上暁氏による解説もあります。
ご家族皆さまでお楽しみください。
2023年12月8日(金)、開戦記念日の夜 NHKテレビ総合「ニュースウオッチ9の」(9:00から10:00)で、「かこさとしが記した“戦争”未発表原稿」を放映予定です。是非ご覧ください。
それに先駆け朝のニュースでも伝えられました。
12月8日朝のNHKニュース
また2023年12月12日(火)午後6:00〜NHK首都圏ネットワークで「くらげのパポちゃん」の続報が放送されました。
Webリポートは以下でどうぞ。
くらげのパポちゃん Webリポート
「科学道100冊」とは「書籍を通じて科学者の生き方・考え方や科学の面白さ・素晴らしさを届ける」プロジェクト。
2023年「傑作選」が発表され、『人間』(1995年福音館書店)が含まれています。
「宇宙のはじまり」から「地球と海のたんじょう」「はじめてでてきた生命」といった23の項目で人間について探ります。
人間の誕生、人間の成長と身体のしくみ、知恵・心、社会そして死についてもテーマとして取り上げ、最後には「あなたが、そして君も人間です」という見出しの2ページで終わります。
科学絵本『かわ』『海』『地球』『人間』よりもっと大きなテーマがある、といってかいたのがこの『人間』です。人間をさまざまな角度から見るこの大型科学絵本は、小学生から大人までお読みいただける内容です。
科学道100冊 傑作選
2023年11月15日NHK福井「ニュースザウルスふくい」で放映された『かこさとし童話集』についてのニュースリポートが「おはよう福井」で再放送、「おはよう石川」「おはよう富山」「おはよう東海(愛知・三重・岐阜)」「おはよう静岡」でも放映されました。
「心に響く作品の原点」を編集者さんや長女のインタビューから探ります。
この童話集を出版している偕成社編集部・千葉美香さんと加古の長女が以下の動画で童話集について話しています。どうぞご覧ください。
オンライン対談第6回 童話集
「これまでになかった手法で、新しい価値観を提示してきた各界の偉人たちの名言を」紹介しているCasaBRUTUSにかこさとしが登場です。以下でどうぞ。
なお、引用の言葉を掲載している『未来のだるまちゃんへ』は現在、文春文庫になっています。
本と名言365 かこさとし
長い間、ご覧になりにくかった5冊の絵本がこのほどオンデマンド出版されることになりました。
「かこさとし七色のおはなしえほん」シリーズから
『コチコチやまのとこやさん』(1984年)
『まほうのもりのブチブル・ベンベ』
『こぶた四ひきちんちろりん』(いずれも1986年)、
「かこさとし おたのしみえほん」シリーズから
『いやだいやだの きかんぼ ひよこ』(1988年)(以上全て偕成社)
「こどものとも」シリーズで配本された『きれいなかざり たのしいまつり』(1987年福音館書店)
いずれも30年以上前の出版で、それぞれに味わいが異なりますが、色合いが美しくたくさんの動物が登場するなど初めてご覧になる方は新鮮な驚きがあることでしょう。
「かこさとし七色のおはなしえほん」シリーズは「面白い」の言葉の白を他の色に置き換えて、その色をテーマカラーにして物語を展開するという趣向でつくられました。七色なので7冊かと思いきや、赤いタイトル文字の7冊と緑のタイトル文字の7冊で計14冊のシリーズでした。
『コチコチやまのとこやさん』は茶色、『まほうのもりのブチブル・ベンベ』は黒、『こぶた四ひきちんちろりん』は黄色がテーマカラーですので、お話の展開と合わせてお楽しみください。
また、『まほうのもりのブチブル・ベンベ』と『いやだいやだの きかんぼ ひよこ』は海外で取材したものを日本語にした物語なので、それを意識したタッチの絵も見どころです。
そしてクリスマスが気になる今、クリスマスツリーを主人公にしたお話『きれいなかざり たのしいまつり』も出版されます。これは福音館書店から「年少版 こどものとも129号(12月号)」として刊行されたもので、当時はハードカバーでの出版はされませんでしたので初めてご覧いただく方も多いのではないでしょうか。
この本の折り込み付録に、加古が創作に込めた思いを書いています。当サイトでご紹介したことがありますので是非ご一読ください。
きれいなかざり たのしいまつり
オンデマンド方式ですので、皆様からご注文をいただいてからの印刷製本となるため、以下から直接お申し込みください。
クリスマスの特別なプレゼントになることを願っております。
オンデマンド復刊絵本
2023年12月21日のマイナビ子育てでも、取り上げられました。
以下でどうぞ。
マイナビ子育て
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