お知らせ

冬の足音が近づいてきました。
手に入りにくかった『ふゆのほし』(1985年偕成社)の重版が出来上がりました。

この本には絵だけではなく、実際の星空の写真があり、本を読みながら星を見つける練習ができます。星の名前の由来や星によせる古来からの思い・逸話、星や太陽の大きさなど興味深い内容がわかりやすく説明されています。

かこはこのシリーズ刊行にあたり、冬の白河天体観測所に編集者さんと伺い、寒さに震えながら観測し、ご教示いただいたそうです。さぞかし大きなクシャミをしながらだったのではないかと想像します。

見返しには、星座の位置がわかる早見図が載せてありますので、寒さ対策を万全にして星空を見上げていだければ幸いです。

12月12日から盛岡市文化センターで始まる「かこさとしの世界展」では、『なつのほし』とこの『ふゆのほし』の原画を1枚づつですが展示いたします。どうぞお楽しみに。尚、会期は2021年1月31日までです。

盛岡市民文化ホール

2020年9月27日の岩手日報でもご案内が報じられましたが、2020年12月12日より2021年1月31日まで、盛岡市民文化ホールにて「かこさとしの世界」展が開催されます。

本年2月末に東京都八王子市夢美術館での展示会がコロナ禍により開催中にやむなく中止となり、その後の巡回が中止となっておりましたが、盛岡にて全国巡回展が再開となります。

これまでと同様、開催地にちなんだ特別展示の絵があります。地域の歴史、文化に関係するもの、かこが中学生時代に愛読していた宮沢賢治の故郷でもあり、初出のものやこれから出版されるものもご紹介いたします。ご期待ください。

以下にご案内があります

岩手日報

モエ

めんこいテレビ

2020年秋 第167号

東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん」2020年秋167号の〈この人、この本〉コーナーで筆者の思い出の本を紹介させていただきました。
子どもモデルとして写真に登場した『日本伝承の遊び読本』(1967年福音館書店)とその平成版ともいえる『だるまちゃんと楽しむ日本のこどもの遊び読本』(2016年福音館書店)にまつわる裏話など、お読み頂けたら幸いです。

県立図書館のドンどん読書 週刊ぺーぱくん第433号

生前に出版のご依頼があり、かこさとしの没後に出版された詩集『ありちゃんあいうえお かこさとしの71音』を紹介。
この本は2部構成で、第1部は50音に濁音などを加えた71音のことば遊び。第2部は、二人の孫にマゴマゴする愛情溢れる眼差しが伝わる12篇の詩。
下は、一部の終わりにある、かこの71音に関してのメモ書き。

この本については、当サイト編集室より「作品によせて」コーナーで2020年5月16日に、「あいうえお・いろは」と題し、詳しくご紹介しています。

記事は以下でどうぞ。

ありちゃんあいうえお

 『こまったこぐま こまったこりす』(2017年白泉社)

こんなに沢山の動物が困っています。少しでも自分ができることを誰かにしてあげたら、みんなの困ったが、だんだんに解消するというお話。

動物たちのやさしい心持ちを伝えるような柔らかな絵は、だるまちゃんやからすたちとは違った雰囲気です。そんな絵を見ながら聴いていただけたらと思います。

日時: 2020年年年11月1日(日)9時30分から9時58分
エフエム青森・親子で楽しむ「あいことば」、ラジコでもお聴きいただけます。

福井県のおすすめ情報

福井県越前市

かこさとしのふるさと福井県越前市には、絵本の世界が味わえる遊具や仕掛けがこれでもかというほどたくさんある武生中央公園(かこさとし監修)、絵本館の他、ゆかりのある場所が目白押しです。
「だるまちゃん」や「からすのパンやさん」のラッピングバスも走っています。

こんな状況で、今はお出かけはちょっとという方は、ウェブサイトで下見。いつの日にか是非ご自分の目でお確かめください。かこが幼い日に見たと同じ山々を眺め、澄んだ空気を満喫して存分にお楽しみいただけるはずです。

尚、2020年10月9日(金)〜11月8日(日)まで、武生中央公園では「たけふ菊人形」が展示されます。(無料・マスクをしてご来場ください。)

上の絵は『こどもの行事 自然と生活9がつのまき』(2012年小峰書店)裏表紙です。
散策のご案内は以下でどうぞ。

かこさとしのふるさと散策

この湯のみは『だいこん だんめん れんこん ざんねん』(1984年福音館書店)にえがかれているもので当時かこが使っていた湯のみの柄に似ています。

みなさんもご自分専用の湯のみをお持ちのことと思います。湯のみやご飯茶碗、お箸、マグカップなど個人専用の食器を属人器といい、これを持つ文化はアジアの一部に限られているそうです。

そんなことをテーマにした展示会「こだわりつまった わたしの湯のみ」展が福井県越前町の陶芸館で10月1日から始まります。福井県にゆかりのある三人の湯のみが展示され、かこのものもあります。自分で作ったものでなくても、その選択にはそれぞれの個性が感じられ興味深いものです。どうぞお出かけください。2020年12月13日までです。


詳しくは以下でどうぞ。

わたしの湯のみ

ゆのみ展

『こどもの行事 しぜんと生活5月のまき』にえがかれている湯のみ。

「ウエークアップ! プラス」お天気コーナー

ヒガンバナは秋のお彼岸の頃に咲くので、こう呼ばれますが、全国各地に様々な呼び名があります。
『ヒガンバナのひみつ』(1999年小峰書店)の前見返しと後見返しには、なんと608もの呼び名が日本地図とともに列記されています。番組はこの図から引用しました。

本によると石川県や青森県には「ハミズハナミズ」という言い方があり、愛媛県や和歌山県には30以上の呼び名があると書かれています。

このように沢山の呼び名がある理由は、ヒガンバナの秘密と深く関係しています。飢饉というと昔のことと思いがちですが、食料危機は古くて新しい問題です。大人の方も、是非手にとってお読みください。