お知らせ
かこさとしと子どものあそび
今回の特集記事ではまず、「伝承遊び考」のもととなった子どものあそびにかんする情報収集の様子を取り上げる。つぎに、かこの絵本作家のとしての原点ともいうべき川崎のセツルメント活動時代について、当時の作品や参加していた子どもたちの貴重な思い出などから当時の活動の様子が紹介される。
さらに、かこの素顔として、長女が語る家庭での様子やエピソードから、かこ個人の人となりにふれる。
最後に、かこがさまざまな遊びの中でもとりわけ強い関心を持っていた「草花あそび」にかんするする逸話が紹介される。
かこが残した多くの作品のひとつひとつは、その背景にある、かこの発想やアイデア、資料・情報の収集とその分析、さらにさまざまな人間関係が分かち難く結びついてできあがった結晶でもあるが、特集記事ではその一端を取り上げ、関係者の話をまじえながら、かこの作品に対する姿勢、考え方を紐解いてゆく。
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/blog/bookinfo/190325-2
絵描きあそびの動画は以下でどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=uPD56A-q1EI
越前市園児、絵本キャラ工作
すべての漢字にふりがな付きの[みんなで読もう]コーナーで3月26日越前市万葉菊花園で開かれた幼児画展にあわせたイベントを紹介。絵本の読み聞かせに加え、「だるまちゃんペンダント」を作ったり、『からすのパンやさん』の衣装体験などがあり、楽しんだ。
下は、越前市ふるさと絵本館のイベントで早未恵理先生による「だるまちゃん」ペンダント。
テーマ「水の旅」
「こどもの本棚」コーナーにて帯広市図書館の推薦により「水とはどのようなものなのかを、丁寧に描いている。」とし、感想を含め紹介している。
「広場」けん引
加古ワールド人気 にぎわい波及へ
福井県越前市にある武生中央公園の2018年の利用者が100万人を突破。
2018年夏にオープンした加古里子監修の「だるまちゃん広場」がけん引。キャラクターだけではなく、園内には子どたちが遊びを通して自然や宇宙、科学に触れられる工夫があちこちにある。
下は「からすのぱんやさん」のかざぐるま塔大型遊具にある、動物の跳躍力を示す表示。子どもが自分で飛び上がり、動物の飛び上がる高さと比べることができる。
全国巡回展 21日 越前市で開幕
18点が初公開
3月21日から加古里子の一周忌を前に特別展が生まれ故郷、福井県越前市の武生公会堂で始まる。越前市限定公開の3点を含め18点が全国初公開。
デビュー前にセツルメント活動で子どもたちに見せていた大型紙芝居「あかいありとくろいあり」も展示される。
展示会にあわせ、かこさとし ふるさと絵本館で原画などが展示される。
奥山佳恵さんの「子どもと一緒に親も成長する時間」として絵本の読み聞かせに『からすのパンやさん』大型絵本を見せながら“子育て”“親の支援”をキーワードに読み聞かせのコツを伝える。