お知らせ

特集・子どもの文化運動 ーその歩みといま、あした

江森隆子氏によるエッセイ[紙芝居運動の一つの柱は、「手づくり紙芝居」である]に、加古のセツルメント時代の手づくり紙芝居について、『絵本への道』(1999年福音館)から引用、紹介している。

上の写真・表紙文字の「加古里子」の左側に見える絵は、セツルメントの子どもたちに見せていたかこさとしの手作り紙芝居「おちていたてぶくろ」(1956年)の一場面。現在はウクライナ民話『てぶくろ』として知られているが、当時加古は自分でロシア語を翻訳した。
下は『絵本への道』の目次。

一日一減と児童文化状況について かこさとし

日本子どもの本研究会から発行されている月刊書評誌「子どもの本棚」そのマイメッセージ[子どもの本のつくり手から]コーナーに、上記タイトルのエッセイが掲載されています。

上の絵は『こどものカレンダー10月のまき』(1975年 偕成社)より

大勢の皆様に楽しんでいただいている『かいぶつトンボのおどろきばなし』(2002年 小峰書店)の展示もあと1週間を残すのみとなりました。大人もびっくりのトンボの生態や細かな図をお見逃しなく。8月29から31日は展示替えにつき休館となり9月1日から11月12日までは「たべもののたび」(1976年童心社)の全ページを展示いたします。

公園がオープンしましたが、絵本館からは歩いてお子さんの足でも数分で武生中央公園です。公園に向けての道案内を兼ねて(といっても一本道ですぐですが)、公園案内でご紹介した紙芝居の舞台のような型の掲示板を絵本館に新たに設置しました。とこちゃんとおともだち(下の写真)とだるまちゃんおともだちの2種類あり、おともだちは『はれのひのおはなし』(1997年小峰書店)と『くもりのひのおはなし』(1998年小峰書店)に登場する子どもと動物です。

絵本よりも大きな画面で文字はありませんので、画面を左右に動かして会話を想像するのも楽しいですね。

 かこさん絵本シリーズ、原画展示各地で

壁画見える広場完成

だるまちゃん誕生50周年の今年、福井県立ふるさと文学館(福井市)や絵本館(越前市)では、だるまちゃんの画が展示されている。また、同市武生中央公園にはだるまちゃん一家やお友達が勢ぞろいの大壁画もお目見えした。半世紀に渡るだるまちゃん人気の秘密を探る。
記事は以下からご覧下さい。

http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20170816-OYTNT50294.html

上の写真は武生中央公園の平面噴水「宇宙」、その右後ろに見えるのが大壁画。

武生中央公園体育館・広場/越前市」

2017年8月11日に完成式典が行われた越前市の総合体育館(上の写真)とだるまちゃん広場(下の写真)について報じる。地方建設専門誌の会サイト提供、以下からご覧下さい。

http://www.senmonshi.com/archive/02/02D4HJn3MFQHCT.asp

越前市、子どもら遊具巡り歓声

2017年8月11日、越前市武生中央公園が再整備され完成式典が行われた。新総合体育館、公園のシンボル大壁画の除幕、テープカット行われ、早速多くの子どもたちが遊び賑やかなスタートとなった。
記事、写真は以下でご覧ください。

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/226192

「アトリエと道具から、そして作家自身のことばから、絵本のさらなる魅力を伝える」(前書きより)オールカラー127ページの本。
冒頭にかこさとしのアトリエ、ライトテーブルにはだるまちゃんシリーズの次作の下絵、本棚を紹介、インタビューも掲載。
下は「あさですよ よるですよ」(福音館書店1986年)より、かこさとしのアトリエを彷彿させる場面。