お知らせ

軽井沢絵本の森美術館での展示会、かこさとし絵本への「まなざし」が開催されます。

期間:2024年6月14日(金)〜10月14日(月・祝)
時間: 9:30〜17:00(最終入館は閉館の30分前)
休館日:火曜日ただし、7月〜9月は休館なし。

場所:軽井沢絵本森美術館(長野県北佐久郡軽井沢町長倉182)
入場料: 本展示会のみの場合大人1、000円、中高生700円、小学生500円、小学生未満 無料

チラシの絵にあるように『からすのパンやさん』(1963年偕成社)の表紙を除く全場面が展示されます。昨年出版50周年を迎えた本作ですが、実はこれは初めてのことです。続きのお話の場面もあります。

『だるまちゃんとかみなりちゃん』(1968年福音館書店)も11年前に越前市ふるさと絵本館開館の際にで全点展示されて以来の全場面展示となります。


かこさとしのデビュー作『ダムのおじさんたち』(1959年)や『かわ』(1962年)『ゆきのひ』(1966年) 『だるまちゃんとてんぐちゃん』(1967年)も展示されますので注目です。

この企画は北陸新幹線が福井県に延伸し、軽井沢と新幹線でつながったことを記念して開催に至りました。福井県越前市ふるさと絵本館で展示中の『たっくんひろちゃんのちょうちょうとっきゅう』の一部を軽井沢で展示、この2館で開催のスタンプラリーの台紙にもデザインされています。

また越前市の伝統産業である打ち刃物が登場する『まさかりどんがさあたいへん』(小峰書店)も展示されます。

他に科学絵本の場面もあり、童話集の挿絵の元になったカラフルな絵は初披露となります。
どうぞお出かけください。

軽井沢絵本の森 かこさとし絵本へのまなざし

『かこさとし童話集』(偕成社)全10巻刊行のよせて、編集者・千葉美香さんと長女の鈴木万里のインタビューの掲載です。

この童話集に込めたかこさとしの思いをお伝えしています。どうぞお読みください。

東京すくすく 童話集

尚,童話集については以下で、千葉美香さんと鈴木によるオンライン対談動画をご覧いただけます。

2024年4月10日朝日新聞夕刊に掲載された記事が以下でお読みいただけます。
「くらげのパポちゃん」について、その創作の背景をインタビューを交え伝える内容です。また、童話集全10巻についてもその構成などご紹介しています。

好書好日 くらげのパポちゃん・童話集

かこさとし絵本の原点 かわさき

川崎市は社会人となった加古が住み、およそ20年間セツルメント(ボランティア)活動を通じてこどもたちと過ごし、多くを教えてもらった思い出の地です。
その中心となったのが古市場第二公園とその近くに加古が借りていた小さな平家の建物でした。2024年4月にはそのことをしるすプレートが公園内に設置されました。

加古がこどもたちとどんなことをしていたのか、セツルメント活動に込めた思いとは何だったのかを鈴木万里がお話しいたします。また後半は、小田嶋教育長さんとともに加古のセツルメント活動と作品について振り返ります。

川崎市民の方々はもちろんのこと、かこさとしにご興味のある方にご参加いただけたら幸いです。
完全予約制(無料)です。
日時: 2024年6月5日(水)午後2:00〜3:30
場所:川崎市国際交流センター(元住吉駅徒歩10〜12分)
お申込み・お問い合わせ:北野書店(川崎市幸区 鹿島田 1−18−7)
             044-511-5491 info@kitanobook.co.jp
詳しくは以下でどうぞ。


2024年6月5日 講演 

タウンニュース 2024年5月31日 

2024年6月4日、東京新聞川崎版でも紹介されました。

一年後ですが、「いのちのたび博物館」で展示会が開催されます。早くも地元では告知のミニ展示が始まりましたのでお知らせいたします。

開催場所:北九州市立自然史・歴史博物館
タイトル:かこさとし×命のたび 博物館の絵本展 (仮称)
会期:2025(令和7)年3月15日(土)~5月11日(日)(予定)

会期など変更の場合もありますのでご了承ください。

上・下2枚の写真は北九州市立自然史・歴史博物館提供です。

『海』(1969年福音館書店)とともに展示しているのは、ホラガイ、ヤコウガイ 、スイジガイ、そして
『地球』(1975年福音館書店)と並ぶのは北九州市でとれた水晶だそうです。

2025年春の本展示会にご期待ください。

オンライン対談第14回ゲスト:福井県ふるさと文学館学芸員・尾崎秀甫さんのお申込み受付を開始いたしました。

今年で開館9年の福井県ふるさと文学館(福井市)ではこれまでに3回のかこさとしの展示会を開催。エントランスの常設コーナーにかこさとしのカラクリ人形があるほか、ミニ展示も頻繁に行っていただいています。

尾崎さんには加古との思い出や加古作品、特に科学絵本に寄せる思いをお話しいただきます。約1時間の動画で配信は5月25日午後からの予定です。以下よりどうぞお申込みください。

オンライン対談第14回 ゲスト:福井県ふるさと文学館・尾崎秀甫さん

今から70年以上も前の1951年に設置された古市場第2公園、通称三角ひろばでは、セツルメント(ボランティア)活動を開始した20代のかこさとしが毎日曜日に紙芝居を見せたりしてこどもたちと過ごしました。

その活動はおよそ20年続き、こどもたちから多くのことを教わったと繰り返しかこさとしは語っていた思い出の場所でもあります。

このほどその活動を伝えるプレートが設置されました。
記事は以下で。

タウンニュース 川崎 公園プレート

没後6年加古里子特集展

皆さんにとって身近な「のりもの」は何でしょうか。自転車で駅まで、電車や地下鉄で通勤、車でドライブ、飛行機で旅行⋯宇宙船で宇宙旅行の時代も遠くないのかもしれません。

加古は足腰が弱くなる前は、モノレールに乗って最寄り駅まで行ったものです。

かこさとし作品に登場する「のりもの」に焦点を当てたミニ展示が、福井市にある福井県ふるさと文学館プロローグゾーンで始まりました。

北陸新幹線が延伸で東京から乗り換えなしで行けるようになった福井のふるさと文学館、新幹線新駅「越前たけふ」下車の越前市のふるさと絵本館。どうぞお出かけください。

ふるさと文学館 プロローグゾーン

かこさとしが20代半ばから紙芝居を見せるなどセツルメント(ボランティア)活動をしていた川崎の通称「三角ひろば」に、ゆかりがあることを記すプレートが設置されました。

三角ひろば プレートお披露目

同日、朝日新聞にも掲載されました。

朝日新聞 公園