かこさとし おはなしのほん( 4)
毎日学校で、りっぱなどろぼうになるため、授業を受けるどろぼうたち。「ぬきあし さしあし しのびあし……」くまさか校長先生の案内で、真夜中に遠足にでかけ……! とにかく面白い。40年前の子供たちが熱狂したどろぼうの学校の出来事は今でも色あせることはありません。著者が論文書きで多忙な中、論文の下書きに墨一色で描いた紙芝居が当時の子どもに大人気。絵本誕生のきっかけとなりました。
かこさとし おはなしのほん( 3)
よくばりなアクマに、楽器も音を出す道具も、声を出す動物たちも、み~んなとられてしまった人びとは、、、 かこさとしの記念碑的作品。絵本作家デビュー前に川崎のこどもたちに手描き紙芝居、幻灯として繰り返し見せていたものが絵本になった本作は、内容、表現、など加古らしさ満載。窮地をすくうこどもの発想と歓喜のフィナーレをお楽しみください。
こどものとも絵本
だるまちゃんシリーズの第3作目。雪の日、だるまちゃんはうさぎちゃんたちに会い、いっしょに遊び始めました。冬の遊びをふんだんに紹介している絵本です。
かこさとし おはなしのほん( 1)
目の色がそれぞれちがう、なかよし3人組。そろって楽しめる遊びを、ああでもない、こうでもないと、いろいろさがして、やっと思いついたのが「のりものごっこ」。みんなが夢中になって遊んでいたそのとき事件がおきて。。。 切り紙の独特な雰囲気。著者の伝えたいメッセージが隠されています。
かこさとし おはなしのほん( 2)
まっ青に晴れた空の下、きょうはとんぼの運動会。すずわり、つなひき、オーエス、オーエス……楽しく遊んだ帰り道に、子どもたちを襲ったのは、ギャングこうもり! とんぼたちは、智恵と勇気をふるって闘います。 著者が小さい頃から夢中になったトンボとり。秋空を覆うほどたくさんのトンボの群れと運動会の組み合わせは、今のお子さんたちにとってもワクワク、ドキドキの連続となる物語になっています。
美しい心シリーズ
小鳥や虫がいち早く察知した台風に対して人々はどうやって準備したり対応するのか、小さなお子さんたちにもわかりやすく伝え知ることができる紙芝居です。
かがくのとも絵本
面白い題名とちょっぴり怖い虫歯の絵、でも最後には、はっはっはと笑える内容。自分の歯を自分で守るようになって欲しいとの願いから作られた本。海外でも保健教育の本として活躍中。
福音館のペーパーバック絵本
挨拶はコミュニケーションの第一歩。小さいお子さんたちに、その場にふさわしい、きちんとした挨拶を楽しく覚えていただけるようこの本が役に立つことを著者は願っています。
「ぼくのいまいるところ」(童心社1988年)の紙芝居版。
小さいお子さんに親しみのある行事にまつわる言葉を集めた「ことばのべんきょう」シリーズ4冊のうちの1冊。お母さんも知らないことばがあったりして母子で学べると好評です。
松岡亨子さんの文に加古が絵を描いた作品。赤い帽子の男の子、とこちゃんはお祭り、デパート、夏の海水浴、と人ごみの中をあちこち歩き回りますが、いったいどこにいるのでしょうか。人探しの楽しさを味わう先駆けとなった絵本。
くまちゃん一家の一日を通して言葉を学ぶことができる。小さいお子さんが最初に見るのにピッタリの絵本。小型で持ち歩くにも便利。発刊から30数年経った今でも、人気のこの本で言葉を覚えたお子さんたちが大勢います。
福音館の科学シリーズ
地球の7割を占める海はまだまだ未知の世界。人類と海、生物と海の関係などを歴史、生物学、環境など多面的に捉える大人も興味尽きない画期的的な科学絵本。
「いえって、なあーに?」子どもの質問にうまく答えられますか? この絵本では、いろいろな要素からなる家の機能を、順を追ってわかりやすく説明していきます。中学校の技術家庭科の教科書にもとりあげられている絵本。
だるまちゃんが日本の現代子とすれば、かみなりちゃんは遠い国ー未来と外国のイメージをもたせたと著者は語っています。かみなりちゃんの国では電気で乗り物や階段、テーブルの上のものも運んだり、、、かみなりちゃんの表情にも注目。
よいこの12か月
作 加古里子、画 岡野和
ながい鼻とかうちわとか、てんぐちゃんの持っているものを何でも欲しがるだるまちゃんの物語を、親しみやすい絵で語ってゆく、ユーモアあふれる絵本。
北国の冬は、雪がすべてをおおってしまいます。雪と戦う生活、雪を利用する生活、雪を楽しむ生活をパノラマ風に描いたこの絵本は幼い読者を雪国へと導きます。