かこさとし・むかしばなしの本
海賊「がぼがぼまる」は子分を引きつれ、極悪非道のかぎりをつくしていました。そんなある日、「がぼがぼまる」の前に不思議な少年が現れます。それはかつて「がぼがぼまる」によって海に投げ捨てられた赤ん坊が、立派に成長した姿だったのです。この少年は負けない心で海賊船に立ち向かいます!! 子ども社会も、生きにくくなっている今だからこそ、ぜひ、親子で読んで欲しいシリーズです。 1978年童心社刊「かいぞくがぼがぼまる」の復刊
加古里子・おはなしこんにちは
加古里子レゴ絵本
フォア文庫©
古今東西の偉大な発明発見をした人の着眼点やユニークな考え方、論理的科学的な思考力のどこが凄いのかをわかりやすく解説。そこには工学博士、技術者である著者の科学者としての目が利いている。
加古里子・語り絵本
岩波映画の社会科絵本
私たちの今の暮らしは通信衛星によって支えられているといっても過言ではないでしょう。本作はインターネット出現前の絵本ですが、ここで示されていることは今と変わりありません。当たり前のように使っているパソコンやスマートフォンも通信衛星なしでは成り立ちません。その仕組みを優しく説明している絵本。小学校中級から中学向。
輸入されてきた鉄鋼石が、様々 な工程を経て溶鉱炉にいれられ、「銑鉄(せんてつ)」となり、さらに転炉に運ばれ鋼(はがね)となる。24時間休むことなく作られた鋼がスラブという板のようなものに加工され、さらに多くの工程を経て資材となっていく。そこに働く人々の様子を交え私たちの暮らし中で使われる鉄の製品について詳しく、わかりやすく伝える絵本。 小学校中級から中学向
福音館の科学シリーズ
宇宙はどこから始まるのでしょうか。本作では小さなノミがはねるところから徐々に高く遠くに、そしてやがては地球の重力をこえて飛び出す速度が得られれば、と広がり150億光年にまで達します。総合的視点が秀逸な科学絵本。
矢村のヤ助が助けた山鳥の正体は、、、村を守り、鬼を退治するために自らを犠牲にするヤ助の妻、あかね。著者が日本の昔話をもとに創作したこの物語は米寿を記念して復刊され全国の公立図書館に寄贈された。是非、ご一読を。