1953年に文、1957年に絵を描き紙芝居として制作。その後およそ30年かけ、1982年絵本として出版しようと出版社に相談するも、かないませんでした。以来、埋もれていた作品が2021年、かこが望んだ絵本の形で出版されたのがこの本です。かこが18歳の時に遭遇した壮絶な戦争体験を「私」という一人称で語っています。美しい風景、恐ろしい光景が繰り広げられる絵と素直な言葉が胸に響きます。
かこさとしの初詩集。2部構成で第1部はあいうえおに濁音、半濁音を加えた71音の言葉遊びの詩。第2部は孫を間近に見て創った12編の詩。かこさとしによる挿画も愛らしい。
戦後70年をむかえ戦争と平和をかんがえる本。19人の子どもの本の作家たちによる真実の記録である。 かこさとしは「白い秋 青い秋 のこと」と題し戦争で亡くした人々との交流、胸に迫る思い出を描く。イラストも。