疎開させておいたため消失を免れ2015年に発見された小学校卒業時の画文集。戦争前の子どもから見た社会の様子が垣間見え、また著者の才能の萌芽も見て取れる貴重なノンフィクション。出版に当たり、絵日記の内容について著者自身が当時を振り返り、今だからこそ伝えたい解説や地図など資料を書き加えました。著者の心情が吐露されている「あとがき」にも注目したい。
1月から12月まで、月ごとに「今月の化学の人」をその業績やエピソードとともに紹介。化学の視点での、食べものや花ごよみ、また毎日の化学の偉人も、もれなく紹介。自分と同じ誕生日の化学の偉人を探せます。科学の歴史年表付き。 1982年『かがやく年月 化学のこよみ~化学の偉人と科学の歴史~』として出版されたものの改訂版。
千葉県五井駅から養老渓谷まで続く小湊鐵道の一部区間を、トロッコ列車が走ります。ドイツの蒸気機関車の設計図をもとに復元された、クリーンディーゼル機関車が、風を感じる、ガラス窓のない吹き抜けのトロッコ列車を引っぱります。沿線には見所がいっぱい。里山の自然を肌で感じることができ、さらに歴史、地理にまつわる話も多く、さまざまな分野で興味深いローカル線の旅案内をします。
かこさとし おはなしのほん(20)
『あおいめ くろいめ ちゃいろのめ』のつづきのお話。青い目のめりーちゃんは、お母さんと買いものに出かけます。青いポチポチのネクタイに、桃色と藤色のテープ、肉や卵にお野菜に、大きなケーキ、それからぶどう酒……荷物をかかえて家に帰ると、さっそく準備にとりかかります。夜になって、帰ってきたお父さんはびっくり!
かこさとし おはなしのほん(19)
『おたまじゃくしの101ちゃん』のつづきのお話。後ろあしが生えそろったおたまじゃくしたちは、いちべえ沼小学校に入学、ことばや俳句、算数の勉強に励んでいます。先生はかえるのお母さん、校長先生はお父さん。ある日、お弁当をたべようとしていたら、沼の底から大きなナマズが現れて……絶体絶命のピンチに校長先生が大活躍します。
かこさとし おはなしのほん(18)
『あかいありとくろいあり』のつづきのお話。あかあり小学校のみんなは、PTAの先生や、父さん母さんといっしょに「ぼたもちやま」へ秋の遠足に! ところが元気よくすすむ列の前に現れたのは、恐ろしいアカムカデやヤマビル……力をあわせてなんとかやっつけ、頂上についたら、あかあり列車に乗って帰ります。
かこさとし おはなしのほん(17)
『にんじんばたけのパピプペポ』のつづきのお話。前作で、子ぶたたちがレンガを焼いてつくった劇場で〈パピプペポー音楽会〉が開催されます。「あいうえおうた」から始まり、「パピプペ ポン マーチ」や「さるがく おはやし」、「なわとびうた」など、愉快で楽しい演目が続きます。最後は観客席のみんなもいっしょに大合唱です!
かこさとし おはなしのほん(16)
『どろぼうがっこう』の2つめのつづきのお話。村はずれのどろぼう学校で、久しぶりの大運動会が開催されます。「ドルばこリレー」や「ニセさつわたし」など、どろぼう学校ならではの競技に加えて「空き巣音頭」を踊ったり。村の人もたくさん集まる楽しい運動会でしたが、お昼休みに、思わぬ事件が起こります!
かこさとし おはなしのほん(15)
『どろぼうがっこう』のつづきのお話。ろうやに入れられてしまった、まぬけなくまさか校長先生と生徒たちは、脱獄の計画をたてます。だれにも気づかれないように、用意周到でむかえた計画の前日、どうしたことか、大勢の刑務官に取り囲まれて、ラッパが鳴りひびきました! 果たしてどろぼう学校のみんなは無事脱獄できるでしょうか?
かこさとし おはなしのほん(14)
『からすのパンやさん』のつづき、大きくなったオモチくんのお話。オモチくんは森のはずれの向こうに、ずーっと白い畑が続いているのに気づきます。近づくと小さな白い花。畑のハッサクおじさんから、それはつるつる食べるそばの花だと聞いてびっくり。おじさんのところでそばの作り方の修行をすることになったオモチくんです。
かこさとし おはなしのほん(13)
『からすのパンやさん』のつづき、大きくなったレモンさんのお話。てんぷらやさんが火事で焼けてしまいました。おかみさんは行方不明、息子のイワくんも目をけがして、てんぷらやのキュウベエさんは泣いています。「少しですけどパンやからの差し入れです。元気だしてください!」心優しいレモンさんです。
かこさとし おはなしのほん(12)
『からすのパンやさん』のつづき、大きくなったリンゴさんのお話。リンゴさんとイソちゃんは幼なじみ。ある日ふたりは、イソちゃんのいとこのシンちゃんが、大きな荷物を運んでいるのにでくわします。荷物の中味は売れ残った野菜。「遠くまで売りにいかなくても、ここで売ればいいのに!」リンゴさんが大活躍です。
かこさとし おはなしのほん(11)
『からすのパンやさん』のつづき、大きくなったチョコくんのお話。父さんからすと、母さんからすが親戚のおじさんのお見舞いに出かけました。留守を預かった4羽の子どもたちは、パンやさんをまかされます。「とうさん、かあさんがいないなら、よおしひとつ、チョコ番長がやってみるかな!」大はりきりのチョコくんです。
太陽の光があたることによって汚れを分解したりカガミが曇らなくなったりする力を大きく増すような働きをする光触媒。大変注目されているこの作用を発見した藤嶋先生の研究と最新の利用法について知ることができる科学絵本。
ビッグブック
日本の絵本
電車が大好きな小さいたっくんと赤ちゃんのひろくん。二人がお家であそんでいると、ものすごい電車、超特急にのることになって、、、、?!愉快でちょっとドキドキする乗りもの好きの小さいお子さんが喜ぶ絵本。
科学のたんけん・知識のぼうけん 4 ヒトから惑星・銀河・宇宙まで
「小さな小さな世界」と対になる本作は同様の手段で小さいお子さんが知っている世界から宇宙の地平線、人類が知ることができる一番大きく広い世界の果てまでを案内。20年以上かけて制作にあたった渾身の名著は大人も必読。
科学のたんけん・知識のぼうけん 5 ヒトから原子・クオーク・量子宇宙まで
科学絵本作家としての真骨頂を発揮した作品。子どもの身近な所から現代科学が極め、日本人物理学者がノーベル賞を受賞した量子宇宙に至るまでを連続性、科学性とともに自由な楽しさと多様性をもちこみ展開。大人も学べる。