かこさとしからだの本
出版当時、日本の子どもの98パーセントに虫歯があったことを著者が非常に残念に思ったことから生まれました。子ども自身が自分の歯を守るという意識をもてるよう作られた説得力のある絵本。
鳥、金魚、かめといった子どもになじみのあるものの卵からの誕生と人間の誕生を比較し子どもの心理や興味を考えて哺乳類としての人間の「生と性」を知ってほしいと願い描かれた絵本。
食べることは生きること。美味しいきれいな食事が体の中でどうなるのか。栄養素を「大事な栄養がはいったかばん」に例えるなど、小さなおこさんにもわかるように描かれた絵本。
福音館の科学シリーズ
地球の中のようすを地表から中心部にわたって描く。地球内部の巨大なエネルギーが地球を変えていく過程を描くページは目を見はるものがあります。地球誕生を知るには地球内部とともに地球の外、宇宙に目を向ける必要も。
かがくのとも絵本
面白い題名とちょっぴり怖い虫歯の絵、でも最後には、はっはっはと笑える内容。自分の歯を自分で守るようになって欲しいとの願いから作られた本。海外でも保健教育の本として活躍中。
地球の7割を占める海はまだまだ未知の世界。人類と海、生物と海の関係などを歴史、生物学、環境など多面的に捉える大人も興味尽きない画期的的な科学絵本。
「いえって、なあーに?」子どもの質問にうまく答えられますか? この絵本では、いろいろな要素からなる家の機能を、順を追ってわかりやすく説明していきます。中学校の技術家庭科の教科書にもとりあげられている絵本。
こどものとも絵本
山の奥で誕生し、山あいを下り、平野部を流れ、最後に海へいたるまでの川の一生を、その周辺のようすも含めてこまかく描いた知識絵本の傑作。
高い山に降った雨がしみでて小さな水の流れがやがて川となり海に注ぐまでを描いた科学絵本。水の流れ、ダムに始まる電気の流れを人々の暮らしと合わせて伝える。 2016年83刷よりp24にあった「まちの ごみや きたない みずが ながれこんで、 かえは すっかり よごれてしまいました。」の一文を、本来の川の姿となったので削除。