こどものとも絵本
北国の冬は、雪がすべてをおおってしまいます。雪と戦う生活、雪を利用する生活、雪を楽しむ生活をパノラマ風に描いたこの絵本は幼い読者を雪国へと導きます。
福音館の単行本
草花遊び、紙遊び、ハンカチ遊び、絵遊び……親から子へ引き継がれ、知恵と工夫でみがきぬかれた伝承遊びを豊富な写真とともに1冊にまとめました。発刊当時、マスコミでも話題になった異色の本。
山の奥で誕生し、山あいを下り、平野部を流れ、最後に海へいたるまでの川の一生を、その周辺のようすも含めてこまかく描いた知識絵本の傑作。
美しい心シリーズ
よいこの12か月
作 加古里子、画 村山淳
高い山に降った雨がしみでて小さな水の流れがやがて川となり海に注ぐまでを描いた科学絵本。水の流れ、ダムに始まる電気の流れを人々の暮らしと合わせて伝える。 2016年83刷よりp24にあった「まちの ごみや きたない みずが ながれこんで、 かえは すっかり よごれてしまいました。」の一文を、本来の川の姿となったので削除。
心のかてを与える「母の友」絵本 34
かこさとしデビュー作。 「時代に合ったテーマで」との編集者の意図を汲み停電が頻繁と起き、電力確保のため進められていたダム工事を軸に、建設に携わる人々の労働の素晴らしさ、人間味ある詩情を科学的真実と融合させようと意図した力作。 写真は初版。「こどもとも」の大きな字の下に小さく「だむのおじさんたち」とある。おじさんの絵の右下に縦書きで、加古里子 作・画
かこさとし 大自然のふしぎえほん 2