編集室より

福井県越前市かこさとし ふるさと絵本館 石石(らく)でお配りしているカレンダーです。小さくてご覧になりにくいと思いますが、実物はB4サイズです。

4月から始まり緑の欄は行事、青い欄では「もとのえをみるへや」、つまり原画展示のお知らせで年に4回の展示替えがわかります。ピンクの欄で休館日をおつたえし、そのほか定例イベントの時間帯や1階のえほんのへや、あそびのへや、屋外ひろばの様子を伝えています。

ご来館の記念に是非お持ち帰り下さい。裏面も必見で本年度は3種類あります。いちばん小さいお子さん向けのものはこれです。

「行事とあそび こどものカレンダー5月のまき」(1975年偕成社)からの[どうぐしらべ]です。「いろいろなどうぐがありますね。だれがどんなどうぐをつかっているのか、わかりますか?」と本文にあり、左下には、「おうちのかたへ 動作と物を関係づけて認識する力は、日常生活のなかで注意してものごとをみる態度からうまれてきます。」と著者からの一言があります。

もう一枚も小さいお子さん向けです。

同じシリーズの10月の巻から[どうぶつのはやさくらべ]です。

そして最後は、「かこさとし あそびの大星雲 10ちえとちから わきでるあそび」(1993年農文協)から[せかいの こどもの こんにちは]。フランス、イギリス・アメリカ、スペインなど欧米はじめイラン、パキスタンやアジアの国々それに沖縄ことばなど、「こんにちは」の言い方が40の原語とカタカナで記されています。言葉に興味を持ったり、世界に目を向けるきっかけになれば嬉しいです。

このカレンダーにあるように、「あかいありとくろいあり」(1973年偕成社)の」展示は6月25日までですのでお見逃しなく。
6月26・27・28日は展示替えの為休館、6月29日からは「かいぶつトンボのおどろきばなし」(2002年小峰書店)を展示します。