加古里子(かこさとし・本名 中島哲)儀は、2018年5月2日92歳で永眠いたしました。
ここに生前の御厚誼に感謝し謹んでご報告申し上げます。
故人の意向により親族のみで自宅にて葬儀を執り行いました。
お香典、お花等は固く辞退申し上げます。
偲ぶ会等につきましては、偕成社様・小峰書店様・福音館書店様の3社合同主催で開催予定です。詳細が決まりましたら、あらためてご案内致します。
この9年あまり持病の加療をしながらも、皆様のお陰で92歳まで生涯現役で創作活動を続けられましたことを感謝しております。
多くのお手紙、応援をいただき、『からすのパンやさん』の続編や『だるまちゃんシリーズ』新作、また92歳を記念しての『遊びの四季』『過去六年間を顧みて』を出版できましたことを加古は大変喜んでおりました。
いただいたお手紙にお返事が滞ってしまいましたことを気にかけ、亡くなる前日までファンレターの読み上げを聞き、仕事のことを口にしておりました。
引き続き当ホームページでは、加古関連のご紹介を続けてまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
加古総合研究所
福井テレビ「タイムリー福井」で絵本館や「だるまちゃん広場」のある越前市の街づくりに、かこ作品を活かすことができないかを語る。出演は奈良俊幸・越前市長、谷出千代子・かこさとしふるさと絵本館館長、かこさとし長女・鈴木万里。
(火)再放送は5月8日深夜0時30分から
福井県越前市ふるさと絵本館の開館5周年を記念し加古総合研究所より『遊びの四季』(2018年復刊ドットコム)と『過去六年間を顧みて』(2018年 偕成社)を100冊づつ贈呈。いずれも故郷のことが多く記されている、かこさとしの最新刊。贈呈式の写真とともに報じる。
2018年5月2日発売のモエ6月号(第40巻第6号 通算464号)「新刊読みもの」コーナーで、上記のような見出しで紹介。
2018年4月26日に開館5周年を迎えた福井県越前市の「かこさとしふるさと絵本館」では5周年を祝う様々なイベントが始まった。節目の年のイベントは展示中の『からすのパンやさん』にちなんだ飾り付けや催しが数々用意されている。写真とともに伝える記事は以下で。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/local/CK2018042702000237.html
加古里子が小学校卒業時に書いた「過去6年を顧みて」が、同名の書籍として3月に偕成社から出版されたことを、絵日記発見時の加古の写真などとともに伝える。
書籍として刊行されてのコメントを「故郷、懐かしく思い出す」という小見出しで紹介。武生(たけふ)は現在の福井県越前市で、加古が小学校2年生まで過ごした故郷。
下は入学の思い出をつづったページ。
生まれ故郷福井県越前市での小学校入学に始まり、出征見送り、東京への転居、運動会、遠足の思い出とともに描かれる戦争の時代の様々を描くかこさとし小学校卒業時の絵日記を書籍化した『過去六年間を顧みて』(偕成社)が出版された。かこさとし本人や編集者のコメント、写真と合わせて伝える。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2018040302000210.html
「本屋さんにでかけて編集部員が見つけた本」のコーナーで『だるまちゃんとかまどんちゃん』を紹介。
2018年3月25日放映のトーク・ドキュメンタリー「ボクらの時代」で俳優の高橋一生さんが幼き頃から親しんでいる『地球』(1975年福音館書店)について語りました。
以下にこの番組についての情報があります。