2025
NHKラジオ8月24日(日)朝6時台前半「マイあさ!」のニュースや気象情報に続く「絵本の時間」で『くらげのパポちゃん』(2025年講談社 かこさとし・文 中島加名・絵)が紹介されました。
放送は以下で8月31日(日)午前6:25配信終了までお聴きいただけます。
(残り8分16秒くらいから始まります)
2025年8月24NHKラジオ マイあさ絵本時間 くらげのパポちゃん
夏休みは早起きして日の出を見たり、夕方の夕焼けをじっくりみる機会があるかもしれません。
空はなぜ青いのでしょうか。朝焼けや夕焼けに違いがあるのでしょうか。そもそも朝や夕方に空が赤くなるのはどうしてなのでしょうか。
当たり前と思っていることに、どうして?なぜ?という疑問から科学は始まります。
『かこさとし新・絵でみる化学のせかい』第3巻では、わたしたちの周りに溢れている色や香りに関係したことを化学的に見ます。そこには不思議でびっくりすることがたくさんあるのです。
簡単な実験で確かめてみましょう。
かこさとし 新・絵でみる化学のせかい 実験その3
『かこさとし新・絵でみる化学のせかい』(講談社)5冊シリーズの第2巻『なかよし いじわる 元素の学校と周期表』では、金属でない元素が常温で液体なのか気体なのかも示されています。
気体のものは、普段の生活では手に持ったり、触ったりして意識することは少ないかもしれませんが、工夫すると目に見える形でその性質を知ることができるようです。そんな実験をしてみませんか。
新・絵でみる化学のせかい 実験その2
『かこさとし新・絵でみる化学のせかい』(講談社)5冊シリーズは読むだけでなく、実験するヒントが盛り込まれています。 本をじっくり読んだら、実験にとりかかりましょう。
今回は目で見て味わうこともできる、ちょっと美味しい?!実験を化学の先生が教えてくださいます。
この実験がうまくいったら、自分で考えて次の実験に挑戦してはいかがでしょうか。
かこさとし 新・絵でみる化学のせかい実験その1
かこさとし生誕100周年を機に、かこさとしの生まれ故郷、福井県越前市と晩年48年間暮らした藤沢市が協力して記念の年を迎えることとなり、越前市絵本館開館記念日である4月に鈴木藤沢市長が越前市を訪れました。
そして、かこさとし作品展が藤沢市アートスペースに加え市民ギャラリーでも開幕になった8月6日、山田越前市長(上の写真:越前市提供、右側)が来訪してくださり、両市長が揃って2会場で作品展をご覧になられました。
藤沢市アートスペースでの写真は以下、「ふじさわびと」でどうぞ。
2025年8月6日Webふじさわびと
藤沢市民ギャラリーでの様子は以下、山田越前市長のFacebookでどうぞ。
2025年8月6日越前市長Facebook
いよいよ「かこさとし作品展〜これまでの100年、そして未来へ〜」が市民ギャラリー(最寄り駅藤沢駅)でも始まります。辻堂の藤沢市アートスペースの会場と合わせて全部で120点近くの作品を無料ご覧いただけることになります。
藤沢市民ギャラリーでは「未来に伝えたいこと」をテーマに展示、未来の子どもたちにも読んでほしい絵本として市内4図書館の司書さんたちが選んだ13枚の絵も含まれています。
見どころをご紹介しましょう。
【見どころその1】
「だるまちゃん」シリーズから10枚、「からすのパンやさん」シリーズから7枚の絵が登場します。
【見どころその2】
本展示のチラシやポスターになった『未来のだるまちゃんへ』(文藝春秋)のハードカバー版表紙の絵(下)がご覧いただけます。
そして本展示のテーマを伝えるもう1枚の絵(冒頭)を初公開。これは『あそびの大事典 大宇宙編』(農文協)からで、子どもたちがゆたかな自然環境の中で健やかに育ってほしいという願いを込めています。
【見どころその3】
日本の古くからの行事や自然について、『こどもの行事しぜんと生活』(小峰書店)シリーズの表紙など、季節感あふれる美しい絵が6枚並びます。
【見どころその4】
物尽くし、人尽くしの絵の前で、じっと立ち止まって動けなくなるかもしれません。それはそれはたくさん描き込まれていますので、一つ一つ、一人一人どうぞじっくりご覧ください。
市民ギャラリーの休館日は8月19日(火)のみです。
「敗戦から80年」この言葉で始まる2025年8月3日東京新聞の【記者だより】。
かこさとしが遺言のつもりで語った『未来のだるまちゃんへ』(2014年文藝春秋)の言葉を引用しています。
この本の最後にある、かこさとしが絞り出すように語ったメッセージは8月6日から藤沢市民ギャラリーで開催の「かこさとし作品展〜これまでの100年、そして未来へ〜」でもご紹介しています。また、合わせてこの本の表紙および裏表紙の絵も展示中です。
2025年8月3日東京新聞・記者だより
戦後80年の今年、かこさとしが1970年から2018年に亡くなるまで暮らした藤沢市では、生誕100年を記念し展示会が開催されています。
かこさとしがどのように戦争に関わる作品をまとめようとしていたかについて踏みこんだ内容をお書きいただきました。
以下で全文を読みいただけます。
2025年8月2日 福井新聞論説
上の写真右端は、「スピッツベルゲン協会の集まり」を収録している『かこさとし童話集③』(2023年偕成社)
「絵本で伝える平和への願い」絵本の朗読
終戦80年のこの夏、NHKラジオ第一全国放送「みんなの子育て☆深夜便presents絵本で伝える平和への願い」と題し、絵本の朗読が放送されます。
8月9日(土)と10日(日) 午後3時05分〜55分
8月9日(土)の放送の中でかこさとしの『秋』(2021年講談社)が朗読されます。
この作品はかこさとしが高校2年生の時、戦争のさなか勤労動員で工場で働いていたおり、盲腸炎になり入院していた際に目撃した実話を1人称で語っています。加古は生涯この話を口にしたことはなく、作品にのみ残していました。
ネットラジオ「らじる☆らじる」「radiko」同時配信されるほか、「らじる☆らじる」1週間聴き逃し配信もあります。
ご家族皆様でお聞きいただけたらと思います。
詳しくは以下でどうぞ。
2025年8月9日 NHKラジオ第一 『秋』朗読
聞き逃し配信は以下からどうぞ。30分過ぎくらいから始まります。
2025年8月9日 NHKラジオ 秋