2019年3月14日 信濃毎日新聞 「初の詩集刊行 」
「加古里子さん、孫の成長願った作品」

かこさとしの新刊で初めての詩集『ありちゃんあいうえお かこさとしの71音』を紹介。
2部構成で第1部「ありちゃん あいうえお」は50音に濁音などを加えた71音が出てくるユーモラスな詩句。
第2部は、二人の孫の成長を見つめながら書き記した、ぬくもりあふれる12編。
かこさとしの新刊で初めての詩集『ありちゃんあいうえお かこさとしの71音』を紹介。
2部構成で第1部「ありちゃん あいうえお」は50音に濁音などを加えた71音が出てくるユーモラスな詩句。
第2部は、二人の孫の成長を見つめながら書き記した、ぬくもりあふれる12編。
かこさとしの新刊で初めての「ありちゃん あいうえお かこさとしの71音」(講談社)を紹介。
2部構成で第1部「ありちゃん あいうえお」は見出しにあるような50音に濁音などを加えた71音が出てくる。言葉遊びのようで声に出しても楽しい。
第2部「まごまごのうた」は、二人の孫の成長を愛情込めて見つめた12編の詩。
加古里子の未発表作品(詩)2冊をまとめた詩集『ありちゃんあいうえお かこさとしの71音』(講談社)が刊行される。
2部構成で、第1部は子どもたちが親しむ「アリ」が題名に含まれ、50音に濁音などを加えた71音のことば遊び。
第2部は、二人の孫にマゴマゴする愛情溢れる眼差しが伝わる12篇の詩。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-151922.html
加古里子が2人の孫の成長を見つめて作った初めての詩集が出版される。『ありちゃんあいうえお 加古里子の71音』(講談社)
2部構成で、第1部は「ありちゃんあいうえお」で50音に濁音などを加えた71音の「ことばあそびの詩」。
第2部は、生前加古が(出版を目的とせず個人的に創作していた)「まごまごのうた」と題する40篇の詩の中から12篇をのせた。
かこさとしが亡くなる直前まで推敲し続けていた絵本『みずとは なんじゃ?』がいよいよ2018年11月11日に小峰書店より刊行されます。(この日付は本の奥付けにある日にちですので、早ければ8日ごろに書店に並ぶ予定です。)
2018年6月放映のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀 」でその打ち合わせ風景が紹介されたこともあり、かこさとしが最後に手掛けたこの絵本は出版前から多くの皆さまに興味を持っていただきました。残念ながら加古には絵を描く体力が残っておらず、鈴木まもるさんに下絵をご覧いただき完成を託すこととなりました。
番組で話していたように、加古の下絵はあくまで加古の構想で、鈴木まもるさん流に描いて下さいと加古からお願いいたしました。
鈴木まもるさんは、今一度、加古の絵本を研究、下絵に込められた意図を探り、かつて加古が著してきた世界を盛り込みながら、私たちの身近にある水について、その特徴・特性と重要性を小さなお子さんたちにも気づいてほしいという加古の願いを伝えるべく、隅々に至るまで心をくだき描き込んで下さいました。
この本を囲んで、水に代表される地球の自然、環境などについてたくさんの会話が生まれることを心から願っております。と言うのも、水は加古が長年興味を持ち続けていたテーマで、若い頃から水の特異性、重要性に関しての著作を試みてきましたが、なかなか出版の機会がなく、ついに絵本での著作が最後の作品となってしまいました。
そんな加古の水に寄せる思いや水にまつわる逸話と、本作が生まれるまでの経過をまとめた小冊子(下)が初版のみに付録としてついてきます。加古の書き文字や下絵、制作過程がわかる貴重な資料でもあります。是非、絵本と合わせてお読み下さい。