展示会情報

ーただ、こどもたちのためにー  全国巡回展が生まれ故郷からスタート

加古さん生涯 語録でたどる 一周忌前に、原画や下絵120点披露

地域限定公開 紙芝居も

2019年2月26日上記のような見出しで福井新聞に大きく報道されたように、いよいよ全国巡回展が越前市で始まります。

最初の会場は加古が幼い頃に訪れたこともあり、生前にも展示会が開催された武生公会堂記念館。
(越前市蓬莱町8ー8 電話0778ー21ー3900)


加古里子が生涯貫いた信念や作家としての流儀を伝えるとともに、作品に込められた子ども達への思いや未来へのメッセージを探ります。

だるまちゃんシリーズやからすのパンやさんシリーズの原画、下絵、資料のほかデビュー前の絵画など全国初公開のものを含む120点余を展示。生まれ故郷に寄せた加古の思いが伝わる作品も見逃せません。

全国巡回展の中で、本会場のみで展示するものの一つは写真にあるセツルメント時代に作成された大型掛け図式の紙芝居。(下)これはのちに『あかいありとくろいあり』(1973年偕成社)としての出版される元になったものです。

開館時間:10時〜18時(最終入館は17時30分) ただし3月21日は、13時からとなります。
休館日:3月25日、4月1・8・15・22日、5月7日
入場料:一般500円 高校生以下無料

詳細は以下のポスターのリンクをご覧ください。

ポスター1

ポスター2

尚、武生公会堂からは徒歩で「だるまちゃん広場」のある武生中央公園や、かこさとしふるさと絵本館へも行けます。
これらの施設や周辺でも展示期間中、様々なイベントやサービスがあります。詳しくは順次お知らせ致します。

60年近くにわたる執筆活動の中で、福音館書店月刊「かがくのとも」創刊初期の頃から登場した6冊の本が、「かこさとしのかがくの世界 あそびとくらし絵本セット」として出版されました。セットのみ、だるまちゃんの絵入りメッセージ色紙付きです。

刊行当時は、月刊「かがくのとも」はソフトカバーでしたが、今回はハードカバーでの登場です。

6冊とは、『でんとうがつくまで』(1970年)、『ごむのじっけん』(1971年)、『だんめんず』( 1973年)、 『たこ』(1975年)、『いろいろおにあそび』(1999年)、『わたしもいれて』(2001年)で、30年余りという長い期間にわたって出版されたものです。

『でんとうがつくまで』の頃はまだオール電化など夢のまた夢の時代で、多くの家ではまだ蛍光灯とともに電球が使われていました。『ごむのじっけん』とほぼ同時期ですが、大型スーパーマーケットは数少なく肉や魚は小売店で買ったものです。そんな時の包装は経木にのせて、紙で包み、最後に輪ゴムでパチンととめていました。『だんめんず』は『だいこんだんめん れんこんざんねん』の原型といえる絵本です。

『たこ』にある凧揚げは加古の幼い頃からの大のお気に入り。『いろいろおにあそび』『わたしもいれて』は外遊びをぜひしてほしいという願いを込め2作品です。それぞれの本には、折り込み付録の小冊子があり、著者の言葉がありました。今回のセットには残念ながらありませんので、当サイト「あとがきから」コーナーで1作品づつご紹介する予定です。

かこさとしが子どもさん達と出会い、多くのことを教わったのは1950年代、川崎のセツルメント活動においてでした。セツルメント活動とは、戦後の復興に必要とされた製鉄、造船などの川崎臨港地帯の工場に働く人々とその家族が多く住んでいた町で、子どもたちに勉強を教えたり、絵を描いたり遊んだりするボランティアの活動で、大人向けの法律相談や、衛生面の向上のための診療所も設けられ現在に至っています。

本展示会は、小学校時代の絵日記『過去六年間を顧みて』に始まり、セツルメント活動時代の作品やスケッチ、デビュー作『だむのおじさんたち』そして2018年に出版されただるまちゃんシリーズ最新作に至るまでを過去最大級の点数を展示、ご覧いただけます。

また、同時に「いつまでもいつもでも かこさとしさん」コーナーを展示会場近くに設けます。(入場料不用) どうぞお出かけください。

https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/12037/

『出発進行!里山トロッコ列車 ー小湊鉄道沿線の旅ー』の原画が展示されます。合わせて著者のことばもご紹介。
お子さんから大人までじっくり味わうことができる内容です。入場無料。会期中無休。是非お出かけ下さい。

詳細は以下にあります。

http://www.kominato.co.jp/inagegallery

「かこさとし展 未来のだるまちゃんへ」が2018年1月27日(土)〜2月7日(火)まで高崎シティギャラリーで開催される。かこさとしの展示会としては最大規模で200点にのぼる作品や資料が展示される。『からすのパンやさん』『どろぼうがっこう』『だるまちゃんとてんぐちゃん』『小湊鐵道沿線の旅 出発進行!里山トロッコ列車』の全場面をはじめ多数を展示するほか、様々なイベントを行う。
「未来のだるまちゃん図書室」では、かこさとしの現在入手可能な本が全て並び、購入できる。

詳しくは以下でご覧下さい。

http://takasakiehonfes.org/top.html

2018年1月27日には、『出発進行!里山トロッコ列車』の舞台となった小湊鐵道社長・石川晋平氏とその編集にあたった偕成社・千葉美香氏、加古総合研究所の鈴木万里がトークイベントを行うことを伝える、2017年12月28日上毛新聞の記事は以下にあります。

https://www.jomo-news.co.jp/event/detail?q=id:qEYaC38

1月28日の絵本作家ヨシタケシンスケさんと鈴木のりたけさんの対談イベント「大好き かこさとし ぼくたちもだるまちゃんだあ」については以下の上毛新聞にもご案内があります。

https://www.jomo-news.co.jp/event/detail?q=id:qG0Bu6V

絵本作家・長谷川義史さんの「空色画房」にて、かこさとし絵本の複製原画を展示いたします。和歌山県有田川での展示会と同内容です。

かこさとしのデビュー作『だむのおじさんたち』から最新作『コウノトリのコウちゃん』までが展示されます。『だるまちゃんとてんぐちゃん』」や『からすのパンやさん』『どろぼうがっこう』『おたまじゃくしの101ちゃん』など懐かしいお話や『はははのはなし』や『道具』など忘れられない場面も登場します。

開館時間は木・金・土曜日の12:00〜19:00
詳しくは以下のサイトをご覧下さい。

http://www.eonet.ne.jp/~mousebbb/sorairo.html

だるまちゃん50周年企画の先駆けとして昨年末に刊行された「だるまちゃんすごろく」の原画は、出版されているものとは一味違う彩色ですから、必見です。「だるまちゃんすごろく」のモチーフにもなっている郷土玩具を描いた1960年作の古い絵(展示会初公開)も展示致します。是非まじかで、じっくりご覧ください。

もちろん会場ではすごろく遊びもできるほか、楽しい企画や、どこよりも早く「だるまちゃん」新作3作品について編集者が語るイベントもあります。詳しくは教文館ナルニア国のサイトで。

http://www.kyobunkwan.co.jp/narnia/na_event