2021年8月25日出版『かこさとしと紙芝居 創作の原点』(童心社) 【更新中】
投稿日時 2021/08/20
かこさとしの著作は600以上になりますが、そのおよそ四分に一は紙芝居です。絵本作家としてデビューするから前から、ボランティアで子どもたちに紙芝居を毎週見せていました。最初は有名なお話を紙芝居にしていましたが、程なくして自作の紙芝居を披露し、子どもたちの正直な反応に一喜一憂しながら、子どもたちに最後まで見てもらえる紙芝居作りに邁進しました。
絵本でお馴染みの『どろぼうがっこう』や『おたまじゃくしの101ちゃん』(いずれも偕成社)などはそういった紙芝居から生まれました。
この本では、現在確認できている全作品を写真とともにご紹介しています。かこ自身が紙芝居について記したエッセイも収録、紙芝居を作る方、演じる方にも大いに参考になるはずです。今や世界中に広がる紙芝居は日本から生まれたましたが、その歴史を研究し今後についてもかこは述べています。
かこさとしの新たな魅力がこの本で発見できることでしょう。どうぞ、ゆっくりお楽しみください。
2021年10月27日 湘南人で紹介「父の原点」紙芝居1冊に
2021年10月22日 Yahoo・タウンニュース(藤沢)で紹介
「子どもの文化」2021年11月号で紹介
子どもの文化研究所発行の月刊誌「子どもの文化」11月号に、童心社より刊行の「『かこさとしと紙芝居』と『かこさとしの手作り紙芝居と私』(石風社・長野ヒデ子著)の2冊を紹介する記事と寄稿文が掲載されています。かこさとし紙芝居作品を探究される際の一助になれば幸いです。
2021年10月18日 愛媛新聞で紹介
2021年9月29日讀賣新聞 文化「かこさとしの世界 紙芝居がはぐくむ」
2021年9月26日讀賣新聞 本よみうり堂
2021年9月16日「新文化」でも紹介
2021年9月15日発行「母のひろば」688号 黎明期をひもとく『かこさとしと紙芝居』
かこさとしが紙芝居と出会い、それを追求した思いとは一体どんなことだったのでしょうか。本書の内容を紹介しながら、かこの創作黎明期を鈴木万里が語ります。本書と合わせて是非お読みください。