編集室より

[1 ]春の草花ゲーム

2017年4月26日に4周年を迎えた越前市ふるさと絵本館では、「あかいありとくろいあり」(1973年偕成社)にちなんだオリエンテーリングが4月29、30日に開催されました。

絵本を読みきかせしてもらい、あかいありに変身したところで、絵本の世界と同じく、あかあり小学校終わりのカランカランという鐘の音が聞こえてきます。あかありちゃんに扮した子どもたちが出てくる小学校はご覧の通り。大きなスミレは越前和紙でつくられています。

学校帰りの道で見つけるのはツクシ。はかまのどこかを切っておいて、「どこが切れている?」とあてっこする遊びをしたことはありませんか。最近は草花遊びをすることが少ないようですが、身近な自然に親しむことで観察眼が養われることを願ってのゲームです。

準備万端のツクシ。切れているところを見ると、小さなお子さんにも読めるようひらがなで植物の名前が書かれています。

実際は下のように配置。黒子ならぬ黒ありがお子さんを見守ります。

女の子が見つけたツクシには「のげし」とあります。「のげし」はどんな草花でしょうか。

ここでも大人が観察を見守ります。実物の写真や図で花や葉の形を確かめて、段ボールでできた草花ブロック(写真後方)を組み合わせます。

さあ、しっかり見て・・・

完成するとこうなります。

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