2016
「たべもののたび」や「むしばミュータンスのぼうけん」などの〈かこさとし からだの本〉10冊シリーズは1977年童心社から出版されて以来多くの皆様に読まれています。
このシリーズをもとに、すごろくがつくられました。おなじみの場面がすごろく盤面いっぱいに登場します。「むしばカード」を1番多くもらってしまったら最下位という、上がりの順番だけではない要素もあり楽しさがふえます。
裏面では、おはじきをはじいてあそぶ「むしばミュータンスをやっつけろ!」ゲームができ、サイコロ、コマ、おはじきなどは全てついています。
盤面サイズは716x1014ミリ
子どもとは・絵本とは・お母さん方へのメッセージ
敬老の日を前に90歳にして現役のかこさとしが川崎寛司アナウンサーのインタビューにお答えし、絵本にこめる思い、お子さんたちによせる願い、お母さん方へのメッセージを語ります。
録画による出演で9時のニュースの後で登場予定です。生放送のため番組内容が変更になることもありますのであらかじめご了承ください。
川崎アナウンサーとのインタビュー風景
小湊鉄道の列車、鮮やか
2016年9月15日NHK総合テレビ・あさイチの冒頭でもかこさとしの最新書き下ろし作品として紹介された「出発進行!里山トロッコ列車」(2016年5月偕成社)についての記事です。
「自然と共生」思い込め
絵本誕生の経緯を小湊鉄道石川社長さんや本を出版した偕成社編集部・千葉美香さんの言葉を引きながら伝えるとともに、著者の絵本にこめた思いを詳しく紹介しています。
「動植物の一つひとつまで細かく描写している」として絵本の原画の写真と加古の顔写真も掲載しています。
関連記事として、さらに詳細な「房総の自然と『どんかんせん』絵本作家の加古里子さん」を電子版にて掲載。
1983年、しゃかいの本シリーズとして童心社より刊行された(現在は絶版)『しんかんせんでも どんかんせんでも』で、描きうったえてきたきた加古里子のメッセージについても取り上げています。以下のサイトをご覧ください。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO07243770U6A910C1I00000/
1962年福音館書店から出版され半世紀以上経た今でも人気の科学絵本「かわ」が、こどものとも60周年記念出版として絵巻仕立てで刊行されます。
上の写真はその表紙。どこかで見覚えのある図柄と思われた方もいらっしゃることでしょう。1962年版「かわ」の見返しが装いも新たに表紙になりました。
絵をゆっくり眺めて想像の翼を広げるもよし、文をじっくり味わっていただくもよし。両方の楽しみ方ができる仕掛けになっています。
新たなページも加わり7メートルに及ぶひとつながりの絵で、川の流れ、水力発電による電気の流れ、その流域に暮らす人びとの営みを読み取っていただけたらと願っております。
2016年9月10日発売予定。
尚、当サイト・編集室より〈作品によせて〉に、加古里子による各場面ごとの補足説明(1962年当時のもの)を3回にわけて掲載します。合わせてお読み下さい。
上からみると・・・蛇腹のようにひろがります。
広島県福山市、ふくやま文学館にて特別企画展「かこさとしの世界」が開催されます。
だるまちゃんやからすのお馴染みの絵を始め、偕成社かこさとしおはなしの本シリーズや大自然のふしぎえほん(小峰書店)、「未来のだるまちゃんへ」(文藝春秋)表紙や「宇宙」(福音館書店)、「ならの大仏さま」(復刊ドットコム)など大人の皆様にも喜んでいただける内容です。「伝承遊び考」の資料も展示するほか、マトリョーシカちゃんの衣装を着たり、クイズを楽しんだりもできます。
日時 :2016年9月16日(金)〜11月23日(祝・水)
休館日:月曜日
ただし9月19日(月)・10月10日(月)は開館
9月20日(火)・10月11日(火)は休館
開館時間: 午前9時30分〜午後5時 (入館は午後4時30分まで)
観覧料:一般 500円、高校生まで無料
お問い合わせ:084-932-7010
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/bungakukan/67838.html
こんな展示もあります。