2016年7月8日 福島民友新聞 9日から「かこさとしの世界」
郡山市のこおりやま文学の森資料館などは、、、複製原画をはじめ手書きの原稿などの資料約100点を展示。園児〜高校生が、かこさんの作品を基に描いた絵画展も同時開催する。スタンプラリーも実施。
郡山市のこおりやま文学の森資料館などは、、、複製原画をはじめ手書きの原稿などの資料約100点を展示。園児〜高校生が、かこさんの作品を基に描いた絵画展も同時開催する。スタンプラリーも実施。
9日から始まる「かこさとしの世界」展を前にかこさとしや企画展示の内容、スタンプラリーなどについてポスター写真とともに詳しく紹介。
今回の参議院選挙で18歳からの投票が実施されることになり、選挙や投票に注目が集まる中、本当の民主主義とは?を問いかけた1983年発刊の本書について、かこさとしが川崎アナウンサーのインタビューにお応えします。全国放送です。
ネットで大評判の本書が緊急出版されることに関しては「出版情報」をご覧ください。
デビュー作「だむのおじさんたち」や、かこさとしが自ら出版社に企画を持ち込み刊行された唯一の作品である「うつくしい絵」出版の 経緯などを村上里和アナウンサーのインタビューにお答えし、お話しします。
原画展示風景の写真とともに、「90&99ミライへのコトバ展 かこさとしと小湊鉄道」展を詳しく紹介。
企画した小湊鉄道石川社長の「未来に向けて真の豊かさとは何かを探る企画展です」の言葉を実感できる展示は7月10日まで。
展覧会タイトル「90&99」は、かこさとしと小湊鉄道の「年齢」であること、両者の縁などにも触れ、展示会場の風景や原画の写真も掲載。来場者の感想やギャラリーの「大人にも見に来てほしい」という言葉も紹介している。
http://www.sankei.com/region/news/160630/rgn1606300047-n1.html
かこさとしが化学会社で勤務していた30代の頃に研究していた土壌改良。以来、著者は「迫り来る地球規模の危機と未来の問題に関心をもってほしいとの願い」(あとがきより) からこの問題を追求し、2003年に本作を小峰書店より出版しました。
この問題に警鈴をならすべくユネスコが2015年を国際土壌年と制定しました。
私たち人間をはじめ地球上の生物を支える大地は、かけがえのないものです。土はどこにでもある、というわけではなく豊かな土壌を得るには長大な年月が必要なのです。
かこが模写するミレーの絵を介し、培かわれてきた肥沃な土壌の大切さとその土壌が失われつつあることをこの科学絵本は、わかりやすく説明し大地をよみがえらせる大作戦を、今こそ私たちが展開する必要を訴えています。
「大地のめぐみ 土の力大作戦」(小峰書店)の全場面と表紙の複製原画を越前市かこさとし ふるさと絵本館にて展示しています。
期間:2016年6月30日(木)より8月31日(水)まで
休館日:火曜日
90歳を記念しての連載 「かこさんを囲む人たちインタビュー」の第1回目は、本人登場です。
創作の動機、子どもたちに寄せる思い、絵本を描くきっかけとなった逸話を執筆光景や私設ギャラリー(非公開)に展示されている作品と合わせてご紹介しています。
以下からご覧になれます。
http://www.ehonnavi.net/style/156/2/
本が誕生するまでのエピソードを編集者の目からご紹介しています。他にも貴重な裏話の数々、どうぞお楽しみください。
http://www.ehonnavi.net/style/156/3/
専門家への取材に同行した編集者ならではのお話や、50年間30万点の資料から出来上がった「伝承遊び考」4巻が刊行されるまでの経緯、「こどもの行事しぜんと生活」12巻にこめた著者の思いや思わず笑顔になってしまう逸話を是非お読みください。
http://www.ehonnavi.net/sp/style/156/4/
飯田市での人形劇フェスタでお子さんたちと約束したことから出来上がったもう一冊のだるまちゃんの本や不朽の名作「どうぐ」復刊にまつわるお話など、初めて知った、という内容が続きます。
http://www.ehonnavi.net/sp/style/156/5/
童心社創設以前の時代から紙芝居でお世話になっていた頃をご存知の酒井京子さんのお話。「よわいかみ つよいかたち」や「わたしののうとあなたのこころ」をお勧めくださっています。
http://www.ehonnavi.net/sp/style/156/6/
90歳の記念復刊となった「しろいやさしいぞうのはなし」は実話を元に、著者の強いメッセージがこめられている作品です。
復刊にまつわる経緯や編集を通して折にふれ気付かれる加古里子の姿を語るお話は貴重なものです。
初版1983年(童心社)かこさとし しゃかいの本「こどものとうひょう おとなのせんきょ」が、復活ドットコムより8月22日に出版されることになりました。
みんなで使いたい広場ですが、子どもたちのしたいことは様々でケンカになってしまい、解決策を探ります。多数決で、みんなが納得できるのでしょうか。
本の最後では、子どもたちの心配は自分たちが決められず、大人たちによって決められてしまうことにあるのだ、と提示されます。
大人の方にも是非お読みいただきたい絵本です。
1983年版のあとがきを記します。
(引用はじめ)
どこでどう取り違えたのか、「民主主義」を少数派を排除黙殺する多数決処理法とか、「論議はさせても実利は渡さぬ」手段とだけ考えるおとながふえ、絶対多数党とか、「数の論理」とかがまかり通る世となってきました。
この本は、少数でもすぐれた考えや案を、狭い利害や自己中心になりやすい多数派が学び、反省する、最も大切な「民主主義の真髄」をとりもどしたいという願いでかいたものです。「民主主義のヌケガラ」と後世から笑われないために、私たち自身が反省したいと思っています。
(引用終わり)
以下の復刊ドットコムのサイトからご予約できます。
福島県郡山市で特別企画展が開催されます。
おなじみのキャラクターが登場する絵本や科学絵本「宇宙」の複製画や「伝承遊び考」の手描き資料、「未来のだるまちゃんへ」の表紙複製画もご覧いただけます。
日時:2016年7月9日(土)から8月21日(日)
休館日: 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
場所: こおりやま文学の森資料館 (郡山市文学資料館・郡山市久米正雄記念館)
料金: 一般 200円 高校・大学生 100円
住所: 〒963-8016 郡山市豊田町3番5号
お問い合わせ: TEL 024-991-7610
http://www.bunka-manabi.or.jp/bungakunomori/event/event1.html
同時開催「わたしの ぼくの だるまちゃん」展
親子パンづくり教室、子ども科学教室(7月1日より受付開始) 詳しくはお問い合わせください。
4箇所を巡ってプレゼントのカードがもらえる(数に限りがあります) スタンプラリーも開催。
7月17日には福島テレビでも企画展の様子が紹介され多くの皆様にご来場いただき賑わっています。
(郡山市ホームページより)