2017
生きるためにプラスになる何か見せたい
世代を超えて人気の「だるまちゃんとてんぐちゃん」が誕生して50周年をむかえ90歳の今も創作を続けるかこさとし。絵本作家になるきっかけ、500を超える作品誕生の経緯、地球の未来、子どもの未来へ寄せる思いを語る。
だるまちゃんを背景に、笑顔の写真とともに、[くらし 家庭]欄に登場。
2016年12月に文庫化された「未来のだるまちゃんへ」を紹介し、「子どもたちへの恩返しの思いをこめたえ、90年の人生で学んだことを伝える。」と結んでいる。
幼い子を持つおかあさん、おとうさんに、子どもにかかわるすべての人に、をコンセプトに毎月刊行されている「母の友」(福音館書店)2017年4月号の特集は、それほんと? 子どもは「あそび」で育つ。特別インタビューにかこさとしが登場。
今年で誕生50年を迎えるだるまちゃんシリーズには、たくさんの遊びがでてきます。2016年12月に、全ページ描き下ろしで「だるまちゃんと楽しむ日本の子どものあそび読本」を刊行した著者が、子どもにとって遊びとは? の質問に大きな視点からお答えします。
2017年2月に平凡社から刊行された 『かこさとし 子どもと遊び、子どもに学ぶ』を、かこさとしの人生と作品歴を年代を追って一望する総特集、として書影とともに詳しく紹介。
下の写真は表紙の一部。
ほかにもこんな本が
絵本と読み聞かせの情報誌 「この本読んで!」2017年 春号(第17巻第1号 通巻62号)の特集は、2016年 心に残った絵本。
編集部が選ぶ2016年 心に残った絵本に加えて、上記見出しでご紹介頂いたのは、「だるまちゃんと楽しむ日本の子どものあそび読本」「だるまちゃんしんぶん」「絵巻じたてひろがるえほん かわ」(いずれも福音館書店・写真)です。
お子さんが見ても、かつて子どもだった方々が見ても楽しめる本です。二世代、三世代揃ってお楽しみください。
いつも膨大な資料を集めて調べて、削って絞って
記者さんが取材の中で出会う言葉の数々。その中で印象に残った言葉と背景を伝えるコーナーです。
かこさとし最新刊「コウノトリのコウちゃん」を記事にするにあたり、本作品を担当した小峰書店・編集部の小林美香子さんから渡辺彩香記者が聞いたのは、みだしにあるような加古里子の執筆姿勢。子どもたちに正しい知識をわかりやすく伝えようと勉強を惜しまない。「だからこそ、子どもたちの心に強く残り、大人になても役立つのでしょうね」
下の写真は「コウノトリのコウちゃん」(2017年小峰書店) 後扉より
"絵本の世界"をカタチにしよう!
「あかいありとくろいあり」(1973年偕成社)をテーマにお話を読み、登場するアリを再現。大好物のキャラメルを舐める仕掛けを楽しくも真剣に親子一緒に制作。絵本からはじまる豊かなひとときを参加者のみなさんが楽しんだ。
講師は越前市ふるさと絵本館の工作指導でお馴染みの早未恵理さん。どんな作品が生まれたのかは以下をご覧下さい。
こどもBW
こどもブックワールド
尚、絵本館では2017年3月23日より「あかいありとくろいあり」全ページの複製原画を展示、ゴールデンウィークには早未先生による[キャラメルを舐めるあり]の工作イベントもあります。ご期待下さい。