お知らせ

「加古里子と紙芝居」

福井県ふるさと文学館プロローグゾーン(無料)で「加古里子と紙芝居」と題し、来年の「第17回全国紙芝居まつり」にちなみ、紙芝居、紙芝居から生まれた絵本と複製画を展示、加古里子が絵本をかくようになる前からつくっていた紙芝居についてご紹介しています。

絵本でおなじみの『どろぼうがっこう』『おたまじゃくしの101ちゃん』『わっしょい わっしょいぶんぶんぶん』などは、元はと言えば紙芝居でした。かこが大学を卒業してから40代半ばまで川崎でしていたセツルメント(ボランティア)活動で毎週のように紙芝居を用意して子どもたちに見せていました。子どもたちは最後まで見てくれるときもあれば途中で虫取りに行っていなくなってしまうこともあったそうです。

絵本を専業でつくるようになってからは、識字運動のために紙芝居を使ってユネスコのお手伝いをするための活動に参加し、海外でも紙芝居の作り方やその活用法を実践指導、また晩年30年にわたり全国心身障害児福祉財団のために紙芝居を提供してきました。

日本で始まった紙芝居が今や世界で演じられるようになってきています。
お近くの皆様、是非ご覧になってください。

(下は、紙芝居や絵本になった物語で現在は『しろい やさしいぞうのはなし』(2016年復刊ドットコム)として絵本で読みいただけます。)

この展示に合わせて2020年7月25日には講演が開催され、福井テレビ等で報道されました。以下でどうぞ。

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  • 2020年7月10日〜10月21日福井県ふるさと文学館プロローグゾーン