福井ふるさと文学館「文学の食卓展」にかこ作品登場〜2020年3月22日(日)まで
福井県ふるさと文学館(福井市)は開館5周年を迎え「文学の食卓展」を2020年3月22日(日)まで開催しています。かこさとしの食べ物に関する絵本の複製画もわずかですが展示していただいております。お近くの方は是非ご覧下さい。
福井県ふるさと文学館(福井市)は開館5周年を迎え「文学の食卓展」を2020年3月22日(日)まで開催しています。かこさとしの食べ物に関する絵本の複製画もわずかですが展示していただいております。お近くの方は是非ご覧下さい。
八王子市夢美術館にて開催中の「かこさとしの世界」展で予定されていました鈴木万里による2月21日(金)のギャラリートークは、新型コロナウイルスによる状況をかんがみ、大変残念ながら中止とさせていただきます。
楽しみにご予定を組んでいただいた皆様には誠に申し訳ございませんが、ご理解いただきますよう宜しくお願い致します。
展示会は通常通り開催しております。
2020年2月1日から八王子市夢美術館で開催中の「かこさとしの世界」展を紹介。
2019年、福井、広島、京都で開催され大勢の皆さまにご来場いただいた全国巡回展がいよいよ八王子にやってきました。各地では、開催場所にちなんだ特別公開の原画があり、八王子ではいずれも初公開となる10点の絵にもご注目ください。
記事は以下でどうぞ。
上の写真は、「かこさとしの世界」公式図録(書店でも販売中)。下は八王子展のみで原画展示している『ドイツ人に敬愛された医師 肥沼信次』
八王子市夢美術館の展示会に関連して2020年2月13日に記事が掲載されました。以下でどうぞ。
かこさとしの生まれ故郷、福井県越前市は、雪国です。
今年は異例の暖かさで雪の日は少ないようですが、積もらなくても時雨れたり、寒かったりで冬は特に小さな子どもたちが外遊びをしにくいものです。そんな時でも、思い切り身体を動かして遊べる場所を、ということで2019年11月から始まったのが、広々した屋内の「てんぐちゃん広場」。武生駅前のビル3階にあり、大変賑わっているようです。
市民でなくてもどなたでも利用できます。以下でどうぞ。
下は「てんぐちゃん広場」にある子ども用ボルダリング。
東京応化科学技術振興財団(藤嶋昭理事長)から小学生向けに寄贈された科学絵本20冊のセットに『ピラミッド その歴史と科学』も含まれています。エジプトのピラミッドに関しては数多くの書籍がありますが、本書は総合的な解説が詳しくわかりやすい科学絵本で大人も楽しめる充実した内容、日本科学読物賞を受賞した作品です。
2020年1月31日神奈川新聞、2020年2月1日読売新聞にも掲載されました。
東京新聞の記事は以下です。
いよいよ今年も始まった全国巡回展。まずは2020年2月1日、東京・八王子市夢美術館からです。
各会場で開催地にちなんだスペシャルな原画を展示していますが、今回は八王子生まれの医師・肥沼信次。戦争で帰国することもままならず留学先のドイツで腸チフスと戦い、自らも病に倒れ帰らぬ人となりました。享年37歳。今でもドイツのその地では敬愛され、人々が偉業を語り故人を偲んでいるそうです。
他にも、スペシャルな原画が登場する、この展示会の見どころをいち早く、2020年2月3日発売のモエでご紹介しています。今後の各地での展示会情報や巡回展限定グッズ情報もあります。お役立てください。
美術館情報は以下からどうぞ。
モエはこちらです。
2020年2月7日、毎日新聞の記事は以下でどうぞ。
2020年2月3日北海道新聞夕刊、2月6日秋田魁新報朝刊、同日東奥日報夕刊でも写真とともに報じられました。
第12回モエ絵本屋さん大賞で『みずとはなんじゃ?』(2018年小峰書店)が6位になり、素敵なクリスタル楯をいただきました。
かこは体力が衰え絵は描けませんでしたが、かこの下絵を元に鈴木まもるさんが描いてくださったことで、絵本として出版することができました。多くの皆様の力が不思議に引き合わさって出来上がった奇跡のような一冊です。
水の問題が地球のどの地域でも大きな問題となっている昨今、この科学絵本と通じて小さなお子さんが水について知るきっかけになれば著者もきっと喜んでいることでしょう。故人に代わり、お礼申し上げます。
贈賞式の様子は以下でどうぞ。
表紙に描かれた二人の鋭いまなざしが強く訴えかけてくるようです。いったい何に対して怒りを持っているのでしょうか。2020年2月に復刊される『青いヌプキナの沼』のあとがき、かこさとしの言葉を是非お読みください。
こちらからです。
三重県伊勢市、伊勢神宮の「外宮」ちかくにある土・日曜日と休日のみ開く本屋さんで見つけたという、白い表紙が目を引く『海』((1969年福音館書店)を紹介。「もう50年も前に出た絵本ですが、今でもちっとも古くないので、ぜひ読んでみてください」とあります。
『海』には、深海の海底探索の様子も描かれ、現在進められている深海のレアアース調査研究を彷彿させる場面を半世紀前にすでに絵本に登場させている点は、かこさとしの科学絵本に共通する、未来を見据える視点の確かさを表しているようです。
ページの隅々に盛り込まれた小さな絵一つ一つには、目に見えない多くの人々の努力や研究ゆえに描かれているものばかりです。じっくりご覧頂けたら幸いです。
いよいよ2月1日から八王子市夢美術館で始まる巡回展「かこさとしの世界」。全国巡回展では、開催場所にちなんだ絵本の原画展示をもりこむようにしており、八王子会場ではこの地で生まれその偉業ゆえに現在も語りつがれている肥沼医師をテーマにした『ドイツ人に敬愛された医師 肥沼信次』(2003年 瑞雲舎)から5枚の原画を初公開します。
この展示に先駆けこの絵本が「冨永裕輔 癒しの森 八王子時間」の番組内で紹介されます。リスナープレゼントもありますのでどうぞお楽しみに。
1937年、医学研究のためベルリン大学に旅立った31歳の肥沼は、東洋人としてはじめてベルリン大学の教授資格を得るほど優秀な学者でした。しかし世界大戦でドイツ国内が混乱、ポーランド国境近くの小さな町リーツェンで発疹チフスが広がり、その治療に献身的にあたった肥沼自身も発症、37歳の若さでなくなりました。
現在でもその地では肥沼医師を名誉市民として称え、肥沼医師の生まれ故郷の八王子市と姉妹都市として交流が続いています。