2022
「食」をテーマにした展示が7月15日(金)から始まります。
絵本の中の美味しいものといえば、何が思い浮かびますか。『だるまちゃんとかみなりちゃん』の豪華な食卓でしょうか。それとも、だるまどんがペッタンついた、できたてのお餅?『からすのパンやさん』のたくさんの種類のパンの中から何を選びましょうか。
暑い日にはさっぱりしたおそばも美味しそうですし、暑いからこそ、天ぷらで元気を補給もありですね。とにかく、新鮮や野菜から越前ガニまで、たくさんの美味しいものが絵で登場します。
見ているうちにお腹がへってきます。。。でも、大丈夫。絵本のある越前市には美味しいそばや、中華そば、そしてボルガライスというボリュームたっぷりの一皿があります。
おかしやさんのケーキをデザートに食べたら歯磨きも忘れずに、ということで『むしばミュータンス』も展示される念の入れようです。
この夏・秋は絵本館で満腹、幸せなひとときをお楽しみください。
なお、10月11日から13日は展示替えのため休館となります。新しい展示は10月14日からです。お楽しみに!
『秋』や「生命図譜」、かこが机に飾っていた「だるまちゃんとてんぐちゃん」の絵、『からすのパンやさん』のあのパンの場面の原画。。。キリがないほど見所たくさん、初公開の作品や原画が目白押しの渋谷Bunkamuraでの展示会のご紹介です。
150点にのぼる展示をギュと圧縮してコンパクトにご紹介します。
2022年8月21日(日) 9:45〜
NHKEテレ 『日曜美術館』アートシーン
再放送は2022年8月28日(日)20:45〜
2022年8月12日NHKテレビ首都圏ネットワーク(18:00〜)内で放映され、反響をいただいた、『秋』(2021年講談社)に関連してのレポートが再放送されます。
2022年8月15日(月)おはよう日本午前7:45からの首都圏コーナーの予定です。折しも終戦の日、是非ご覧下さい。
2021年夏に出版された『秋』(講談社)はかこさとしが18歳の時に東京で目撃した戦争中の悲惨な事件を一人称で語る絵本です。
1953年に文を1957年に絵を描き、最初は紙芝居としてまとめておいたものを1982年に絵本として出版しようと試みたようですが叶わず、長い間そのままになっていました。
2018年に加古は亡くなりましたが、2020年に、かこが絵本として企画して清書していた資料が見つかり出版の運びとなりました。
世界各地で紛争が続く現在、かこが体験した戦争は私たちにとっても決っして遠い昔の話ではありません。戦争を直接体験した方が少なくなってしまった今こそ、絵本と通して戦争について知り、平和について考えるきっかけとなりますことを願っています。
ご覧の2枚の絵は Bunkamuraで開催中の展示会で原画を展示しています。「秋」という字の場面には、本では見ることができない、かこのサインや日付が入っていますので注目です。
中島加名
祖父・かこさとしの背中を追いかけて
ラジオ深夜便で登場して「祖父・かこさとしの背中を追いかけて」と題し、『くもとりやまのイノシシびょういん』の挿絵を描いた、孫の中島加名が、かこさとしの思い出や影響を受けたことなどをお話させていただきました。このほど、ウェブサイトで写真や絵とともお読みいただけるようになりました。
以下でどうぞ。
祖父・かこさとしの背中を追いかけて 前編
後編は以下でどうぞ。
後編
創作の原点がここに!
かこさとし 子どもから教わったこと
東京、そして岡山での巡回展と大きな展示会があるこの夏。
600作品を超える著書の中から、その多彩な絵本を新刊と合わせて紹介。
最近発見された東大セツルメント時代の活動を田村茂氏が撮影した貴重な写真も初公開するなど、セツルメント活動、紙芝居、そして子どもの遊びの研究にも焦点をあててわかりやすく解説しています。
Bunkamuraの展示会の公式図録『かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと』(平凡社・7月15日発売)も掲載されるなど、たくさんの写真と豊富な内容で、展示会の先取りができます。
モエ2022年8月号
福井県越前市武生中央公園はまだまだこれからも整備が進みます。この夏から秋にかけて完成予定の新しい遊具について記事が掲載されました。これ以外にも大人気になること間違いなしの楽しい設備が登場しますのでご期待ください。
以下でどうぞ。
武生中央公園 新しい遊具
「福井ゆかりの作家による児童文学・絵本」
福井市にある福井ふるさと文学館プロローグゾーンで、「福井にゆかりの作家による児童文学・絵本」の展示、紹介が行われます。夏休みのおこさんたちにとっては、きっと読書のヒントになることでしょう。お近くの方は是非お出かけください。
石川テレビが越前市を旅する番組で絵本館などを紹介。6分52秒から登場します。以下でご覧ください。
越前市の旅 石川テレビ