お知らせ

2024

一年後ですが、「いのちのたび博物館」で展示会が開催されます。早くも地元では告知のミニ展示が始まりましたのでお知らせいたします。

開催場所:北九州市立自然史・歴史博物館
タイトル:かこさとし×命のたび 博物館の絵本展 (仮称)
会期:2025(令和7)年3月15日(土)~5月6日(火)

会期など変更の場合もありますのでご了承ください。

上・下2枚の写真は北九州市立自然史・歴史博物館提供です。

『海』(1969年福音館書店)とともに展示しているのは、ホラガイ、ヤコウガイ 、スイジガイ、そして
『地球』(1975年福音館書店)と並ぶのは北九州市でとれた水晶だそうです。

2025年春の本展示会にご期待ください。

オンライン対談第14回ゲスト:福井県ふるさと文学館学芸員・尾崎秀甫さんのお申込み受付を開始いたしました。

今年で開館9年の福井県ふるさと文学館(福井市)ではこれまでに3回のかこさとしの展示会を開催。エントランスの常設コーナーにかこさとしのカラクリ人形があるほか、ミニ展示も頻繁に行っていただいています。

尾崎さんには加古との思い出や加古作品、特に科学絵本に寄せる思いをお話しいただきます。約1時間の動画で配信は5月25日午後からの予定です。以下よりどうぞお申込みください。

オンライン対談第14回 ゲスト:福井県ふるさと文学館・尾崎秀甫さん

今から70年以上も前の1951年に設置された古市場第2公園、通称三角ひろばでは、セツルメント(ボランティア)活動を開始した20代のかこさとしが毎日曜日に紙芝居を見せたりしてこどもたちと過ごしました。

その活動はおよそ20年続き、こどもたちから多くのことを教わったと繰り返しかこさとしは語っていた思い出の場所でもあります。

このほどその活動を伝えるプレートが設置されました。
記事は以下で。

タウンニュース 川崎 公園プレート

没後6年加古里子特集展

皆さんにとって身近な「のりもの」は何でしょうか。自転車で駅まで、電車や地下鉄で通勤、車でドライブ、飛行機で旅行⋯宇宙船で宇宙旅行の時代も遠くないのかもしれません。

加古は足腰が弱くなる前は、モノレールに乗って最寄り駅まで行ったものです。

かこさとし作品に登場する「のりもの」に焦点を当てたミニ展示が、福井市にある福井県ふるさと文学館プロローグゾーンで始まりました。

北陸新幹線が延伸で東京から乗り換えなしで行けるようになった福井のふるさと文学館、新幹線新駅「越前たけふ」下車の越前市のふるさと絵本館。どうぞお出かけください。

ふるさと文学館 プロローグゾーン

かこさとしが20代半ばから紙芝居を見せるなどセツルメント(ボランティア)活動をしていた川崎の通称「三角ひろば」に、ゆかりがあることを記すプレートが設置されました。

三角ひろば プレートお披露目

同日、朝日新聞にも掲載されました。

朝日新聞 公園

2024年3月18日に『かこさとし童話集』全10巻が出版されました。

加古が亡くなる1か月半前に編集者さんに託した膨大な手書き原稿をまとめたものですが、その順番などは加古による計画書がありそれに基づいてこの10巻となりました。

その経緯や背景、童話集に収められたお話にまつわる鈴木万里のインタビューをお読みください。

童話集についてのインタビュー

以下では童話集の編集にあたった偕成社・千葉美香さんとのオンライン対談をご覧いただけます。

童話集についてのオンライン対談

聞き逃された方は以下のページからお聴きいただけます。(【にっぽん列島夕方ラジオ】はま⭐︎キラ!の「このページで再生」をクリックしてお聴きください。)
2024年4月17日(水)午後5:55配信終了です。

はま⭐︎キラ!聞き逃し

4月12日(金)午前11:00〜午前11:50(50分) FM横浜で再放送

同内容を4月12日(金)午前11:00〜午前11:50「はま☆キラ!」(NHK FM・横浜)で再放送します。同エリア内の方は是非どうぞ。
   

未発表原稿「くらげのパポちゃん」

原稿発見のニュースが報じられ話題の「くらげのパポちゃん」をめぐって、「元軍国少年の悔恨」の見出しで加古が書き残した物語について、加古の顔写真、原稿の写真と共に鈴木万里のインタビューを交え詳しくご紹介いただきました。

246話収めた「童話集」全10巻完結

合わせて、2024年3月に全10巻が完結した「童話集」についても1巻の書影と「書籍化されていなかった作品が7割以上を占める」と説明するなど紙面を大きく使って掲載されました。

加古が川崎でセツルメント(ボランティア)活動をしていた1952年から70年まで、紙芝居をしたり運動会をしたのが古市場にある通称「三角ひろば」(古市場第2公園)でした。三角公園と呼んでいた記憶もあります。

この公園が整備されたのは1951年で、その翌年からこの公園の近くに加古は小さな木造の家を借り活動の拠点としました。なにしろ狭い借家でしたので、この公園はその庭代わり。天気が良い時にはここで子どもたちと過ごすことが多かったそうです。

それを記念して公園に紹介プレートが設置され、除幕式が行われました。「小さな木の看板でも良いから、セツルメント活動の地と記すものが立てられたら」と80代の終わりに訪れた時に語っていた加古の願いが、川崎市幸区のご尽力でかないました。きっと加古も喜んでいることでしょう。

下の絵は、川崎でセツルメント活動をしていた頃の加古自身を描いた古いイラストです。


ニュースは以下でどうぞ。

川崎 三角ひろば

見逃し配信があります。概ね4月17日午前中いっぱいはご覧いただけます。以下からどうぞ。

公園に紹介プレート NHKお昼のニュース(関東)

公園に紹介プレート NHK関東・甲信越のニュース