お知らせ

本年お楽しみいただきました鈴木愛一郎による福井新聞日曜エッセイ【時の風】「加古里子をめぐる人々」はいよいよ最終回第6回となりました。

最後を飾るのは加古が20代半ばから約20年間毎日曜日に川崎市で活動していたセツルメント活動にも参加した経済学者馬場宏二氏についてです。

若い頃から歯に衣着せぬ口調で有名だった氏は大変な勉強家で物事を深く思索する方だったようですが、実はこれからの社会に関して、加古との共通の所見持っていたようです。

2025年11月 福井新聞日曜エッセー かこさとしをめぐる人々6

上は加古が経済という観点から執筆した絵本。

『ぎんぎらぎんこうものがたり』(1983年童心社・左端)は昭和時代の銀行の仕組みを解説しています。
『からすのやおやさん』(2013年偕成社)は「商売や物を売買するしごとのだいじな要点」を描いています。
右端の『やすくておとくなあそび お金と経済のからくり』(1992年農文協・下)の表紙にある言葉「生産力の発展が暮らしをゆたかにするそういう時代はすでに終わった」や裏表紙の「みかけの商品価値だけましていることが問題である」は出版された時期を考えるとかなり先の見通しをここで伝えていることに驚かされます。

  • ホーム>
  • お知らせ>
  • 2025年11月16日福井新聞日曜エッセイ【時の風】「加古里子をめぐる人々6」鈴木愛一郎