2025年7月21日北海道新聞デジタル〈卓上四季〉一滴の水が大海に: 『かわ』を引用

2025年7月21日の海の日を前に行われた投票の結果をかこさとし『かわ』(19年)に例えながら「どんなに広い海も一滴の水から始まる」とし、「1票1票の積み重ねが民意」そして「議員一人一人の責任は重い。」と結んでいます。
2025年7月21日の海の日を前に行われた投票の結果をかこさとし『かわ』(19年)に例えながら「どんなに広い海も一滴の水から始まる」とし、「1票1票の積み重ねが民意」そして「議員一人一人の責任は重い。」と結んでいます。
シリーズでお読みいただいている福井新聞・日曜エッセイ【時の風】の執筆者は伝記『かこさとし〜遊びと絵本で子どもに未来を〜』(あかね書房)の著者、鈴木愛一郎です。
かこさとしが「私淑していた」と語ったインフェルトという人物はいったいどういう人だったのでしょうか。
かこさとしがそう語った理由をアインシュタインと親しかったインフェルトの生涯と合わせて考えます。
戦後80年の夏、私たちは改めて戦争のもたらした大きな影を知ることになります。
これは日本語にも翻訳されたアインシュタインとの共著「物理学はいかに創られたか」(岩波書店)の英語版の表紙です。
左がアインシュタイン博士、右がインフェルト博士です。
エッセイの中で名前が出てくるボーア。その業績は『なかよしいじわる 元素の学校と周期表』に詳しい。
藤沢市政85周年記念事業として藤沢市アートスペースで開催中の「かこさとし作品展 〜これまでの100年、そして未来へ〜」を記念して2025年7月12日(土)藤沢市民会館にて記念講演会「未来へつなぐこころのかたち 〜絵本でたどる思い〜」が開催されました。
藤沢市長様はじめ定員いっぱいの方々にご来場いただき、鈴木万里が、展示会に飾られている作品を中心にかこさとしが絵本に込めた思いをご紹介、初公開の絵がある『秋』の朗読には、聴衆の皆様が80年前の戦争を思い聴き入りました。
その模様や参加した方のご感想が7月13日にニュースとして放映されました。
2025年7月8日に藤沢市アートスペースで開幕したかこさとし作品展について紹介。
『くらげのパポちゃん』や『秋』、童話集の挿絵など70を超える展示作品中で4分の1が初公開です。また、『だるまちゃんとかみなりちゃん』の全13場面が下絵と共に展示されていて圧巻。『宇宙』の絵もあります。
8月6日からは市民ギャラリーでの展示が加わり2会場での展示となります。どうぞお楽しみください。
2025年の夏は終戦後80年の節目にあたります。
かこさとしが遺した多くの作品に込められた思いを長女が語りました。
戦争時のかこさとし自身の体験が盛り込まれた『秋』と南方で戦死したお父さんを探しに大海原をどこまでもゆく『くらげのパポちゃん』(いずれも講談社)についても。
以下でどうぞ。
7月8日から、かこさとしが晩年48年間暮らした藤沢で生誕100年そして終戦80年を迎える節目の年ということで、展示会が開催されます。
藤沢市政85周年記念事業でもある本展に先駆け、この展示会に向けたメッセージをお伝えしています。
この夏の藤沢市内4図書館と本庁舎には日本各地のお祭りの様子を描いたかこさとしの絵を飾っています。
いずれも行事や遊びを紹介する本に登場したものです。
7月8日開幕の藤沢市アートスペースの展示でも夏のお祭りを描いたものが1枚展示されます。
みなさんのお気に入りのお祭りの絵がありますように!
有隣堂書店発行の「有隣」に『くらげのパポちゃん』(2025年講談社)の絵を描いた中島加名が、その作画過程で考え、思いめぐらしたことについてつづっています。
祖父かこさとしがこの物語で伝えたかったことは何だったのか。そして裏表紙の絵にこめられたものは⋯
有隣599号 うみのめぐりのめあて パポちゃんと深く、物語の海へ
間も無く開催の「かこさとし作品展 〜これまでの100年、そして未来へ〜」について毎日新聞で紹介されました。
藤沢市アートスペースには『あなたのまちです みんなのまちです』(復刊ドットコム)や『くらげのパポちゃん』(講談社)の絵など初公開作品が20点、原画もあります。
上の絵はポスター、チラシにもなった『未来のだるまちゃんへ』(2014年文藝春秋)ハードカバーの表紙絵で藤沢市民ギャラリーにて展示します。
以下で記事全部をお読みいただけます。
『出発進行!里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅』(2016年偕成社)の原画19枚がご覧いただける市原湖畔美術館の展示会が紹介されました。
東京から少し離れただけなのに、こんな豊かな自然があることにきっと驚かれることでしょう。小さな旅をお楽しみください。