5月6日まで、いのちのたび博物館「絵本でたどるいのちのふしぎ 加古里子かこさとしxいのちのたび博物館」

「生命図譜」『かわ』の全場面展示や初公開の『人間』の複製画や『地球』の下絵などが大好評の展示は5月6日までです。
「だるまちゃん」にも会えます!
(写真はいずれも、いのちのたび博物館提供)
西日本新聞の記事です。
毎日新聞は以下です。
「生命図譜」『かわ』の全場面展示や初公開の『人間』の複製画や『地球』の下絵などが大好評の展示は5月6日までです。
「だるまちゃん」にも会えます!
(写真はいずれも、いのちのたび博物館提供)
西日本新聞の記事です。
毎日新聞は以下です。
福井県福井市にある、ふるさと文学館は今年で開館10周年。それを記念するトークイベントとして「未来へ伝えるかこさとし作品」と題し、長女の鈴木万里と『かこさとし童話集全10巻』の編集にあたられた元偕成社編集部、千葉美香さんとのトークイベントを開催します。
小学校卒業の時の画文集『過去六年間を顧みて』(2018年偕成社)に始まり、多くの加古作品や『かこさとし童話集』(偕成社)に込められた思い、そして最新作『くらげのパポちゃん』(2025年講談社)にまつわるお話など、盛りだくさん!
ゆったり楽しい雰囲気のトークイベントに、ぜひご参加ください。
プロローグゾーンでは関連展示も開催中です。
朝日小学生新聞の「朝小図書室」特集コーナーで2025年2月に刊行された『くらげのパポちゃん』(講談社)について写真も豊富に大きく取り上げていただきました。(漢字にはふりがなつきです)
以下でどうぞ
加古が『出版進行! 里山トロッコ列車~小湊鐵道沿線の旅~』(2016年偕成社)を出版したのには、いくつもの偶然が重なってのことでした。
2025年3月7日で開業100周年を迎えた小湊鐵道を祝う展示会が市原湖畔美術館で開催され、この本の原画18点と偶然を呼び寄せた1枚を含めて19枚をご覧いただけます。
視野が欠け、大きな絵を描くことができなかった90歳の加古が線をつなげるようにして描いた汽車の絵や背景。その時できる限りのことをした、と語っておりました。原画をぜひご覧ください。
2025年5月27日に毎日新聞にも展示会について掲載されました。
かこさとしは20代半ばから川崎のセツルメント子ども会のリーダーとして約20年間活動をしていました。その中心となったのは川崎市幸区の三角ひろば(古市場第2公園)とその近くに加古が借りていた小さな家でした。
そのことを示すプレートが公園に2024年4月11日に設置されたのに続き、2025年3月26日には、もよりのJR鹿島田駅周辺にある幸区案内プレートに「だるまちゃん」「からすのパンやさん」の絵が加わりました。
セツルメント活動を始めた当初は、加古は電車で鹿島田に来て、駅から三角ひろばまで歩きました。のちに幸区内に転居、そこから15分ほど歩いて毎週日曜日の子ども会に通いました。
セツルメントゆかりの地、幸区ではかこさとしを知ろう、作品を通して地域を盛り上げようという取り組みが始動しています。
2025年4月1日朝日新聞でも報じられました。
恐竜で有名な福井県ですが、加古のからくり人形が常設されている県立ふるさと文学館のプロローグゾーンで加古の没後7年記念として、恐竜など昔の地球とそこにいた生き物をテーマに、加古作品をご紹介しています。
上の3冊の共通点は、下の写真をご覧いただくとお分かりでしょう。カッコーはくしのような人物がそれぞれの物語の案内役として登場しているのです。
実はこの博士は加古がまだ絵本作家になる前につくった「つばくろ大先生」が原型です。童話集①に収録されていて、当時の挿絵もご覧いただけます。なんと、恐竜と一緒ではありませんか?!
ふるさと文学館は県立図書館内にありますので、ぜひ童話集ものぞいていただけたら嬉しいです。
開館10周年を迎えた福井県ふるさと文学館では4月26日(土)〜6月8日(日)まで「開館10周年記念コレクション展」が開催されます。ご期待ください。
2025年2月5日の出版された『くらげのパポちゃん』(講談社 かこさとし・文、中島加名・絵)について、出版の経緯からこの絵本の作成秘話、そしてそこに込められた思いを大きな紙面でたっぷりと伝えていただきました。
『太陽と光しょくばいものがたり』(偕成社2010年)の主人公でもあり、共著者の藤嶋昭先生が幸区に寄贈されたかこ作品をご自由に読んでいただけるコーナーが設置されました。
春休みや、年度の代わり目で区役所にお出かけの際、是非こちらのコーナーでかこさとしの絵本をご覧ください。
春の草花に縁取られた「いちべえぬま」では101匹のおたまじゃくしが元気にうまれました。
みんなで楽しく泳いでいたある日のこと、101ちゃんの姿が見えません。お母さんが一生懸命探しまわります。ようやく見つけたと思ったら大事件が起きます。
お母さんカエルは、そしておたまじゃくしたちはどうなるのでしょうか⋯
このお話を加古がセツルメントの子どもたちに聞かせた時の題名は「いちべえぬまの大じけん」でしたが、子どもたちはその題名の代わりに「おたまじゃくしの101ちゃん」の話を聞かせてとせがんだそうで、絵本として出版する際には子どもたちの言葉がそのままこのお話の題名になりました。
久しぶりの全点展示です。画仙紙に描かれた絵は、独特の味わいがあり、絵のみをご覧いただいてもその物語がわかります。小さいお子さんからおとなまで、水ぬるむいちべえぬまの世界をお楽しみください。
*3月25日(火)休館日、26日(水)は展示替えのため休館です。
加古がかつてセツルメント活動の拠点にしていた川崎市幸区の三角ひろばにそのことを示すプレートが設置されたのは、2024年4月11日のことでした。
JR鹿島駅からその三角ひろばへ向かう案内がキャラクターで示されることになりました。
お披露目式が2025年3月26日に行われる予定です。
川崎市による発表資料は以下です。