2025
藤沢市アートスペース7月8日〜8月24日、藤沢市民ギャラリー8月6日〜23日 2会場で開催
間も無く開催の「かこさとし作品展 〜これまでの100年、そして未来へ〜」について毎日新聞で紹介されました。
藤沢市アートスペースには『あなたのまちです みんなのまちです』(復刊ドットコム)や『くらげのパポちゃん』(講談社)の絵など初公開作品が20点、原画もあります。
上の絵はポスター、チラシにもなった『未来のだるまちゃんへ』(2014年文藝春秋)ハードカバーの表紙絵で藤沢市民ギャラリーにて展示します。
以下で記事全部をお読みいただけます。
2026年6月29日毎日新聞 記事全文
『出発進行!里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅』(2016年偕成社)の原画19枚がご覧いただける市原湖畔美術館の展示会が紹介されました。
東京から少し離れただけなのに、こんな豊かな自然があることにきっと驚かれることでしょう。小さな旅をお楽しみください。
市原湖畔美術館 出発進行!里山トロッコ列車
はっけん! SDGs本
普段目にすることができない地下での大規模工事の様子が手に取るようにわかる科学絵本です。
大人でも夢中で見てしまうほどの精緻さで描かれていて、季節の移り変わりなど地上の変化もわかる本書が紹介されました。
記事「工事の様子 完成まで」は以下でどうぞ。
2025年6月20日 東京新聞 地下鉄のできるまで
育てたかった「本当の賢さ」
戦後80年目の夏を前に、世界の平和を考えずにはいられない昨今です。
2025年5月23日朝日新聞朝刊(神奈川版)に掲載された鈴木万里のインタビュー記事がウェブで配信されました。
以下でどうぞ。
朝日新聞 デジタル記事 未来への伝言 戦後80年
2012年かこさとしのふるさと越前市武生(たけふ)公会堂で開催された「かこさとし ふるさとから広がる絵本の世界」展をきっかけに始まった紙芝居コンテストは、今年で第14回を数えます。
当初の審査と講評はかこさとしでした。
来年、再来年は越前市で紙芝居の全国プレ大会、大会が開催されるなどますます盛り上がっている越前市の紙芝居です。プロ・アマ問わず全国からの応募をお待ちしております。
第14回越前市紙芝居コンテスト
2025年6月16日、越前市ふれあい情報(ラジオ)で紹介されました。
越前市紙芝居コンテスト作品募集中 たんなん夢レディオ(ラジオ)
『くらげのパポちゃん』(講談社)で脚光を集めているかこさとしのクラゲ。
科学絵本『クラゲのふしぎびっくりばなし』は専門家でも驚くほどの内容であると紹介されました。
この本では本当に不思議でびっくりすることが次々に明かされていきますが、それは加古自身の探究心のたまものかもしれません。
徹底的に疑問点を解明するために、締切ギリギリまでくらげの研究に熱心な江ノ島水族館に出かけて教えていただくなどして書き上げました。その時同行した編集者さんが青ざめるほどのかき直しより、疑問が解決できたことで加古は満面の笑みだったという逸話が残っています。
2025年9月1日まで越前市ふるさと絵本館でこの絵本の絵を初公開のものも含め9枚展示しています。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
絵本とは思えない情報量?かこさとしの科学絵本クラゲのふしぎびっくりばなし
7月8日から藤沢アートスペース(最寄り駅は辻堂)で始まる藤沢市制85周年記念事業「かこさとし 〜これまでの100年、そして未来へ〜」作品展に合わせ、かこさとし長女による講演会を開催します。
本展示会のギャラリートークのイメージで、展示作品に込められた思いや背景について、『秋』の朗読もいたします。
日時:2025年7月12日(土)午後2時〜3時半
場所:藤沢市民会館第2展示集会ホール(最寄り駅は藤沢)
暑い中ですが、どうぞご参加ください。
2025年夏 藤沢展示会関連イベント・ワークショップ
2025年7月8日(火)〜8月24日(日)
今年かこさとしは数えで100歳。
来年の満100歳に向けこの夏、かこの歩んできた100年、そして藤沢市の市政85年に加え終戦80年をかこ作品を通して振り返ります。
その先にはこれからの100年が平和であってほしいという願いと未来に向け私たちの思いを伝えていきたいという希望を込めています。
初公開となる『わたしのまちです みんなのまちです』(1987年/2017年復刊ドットコム)に描かれた太古の日本からベトナム戦争終結に至るまでの7枚が展示のリード役となります。
『秋』の原画や話題の最新刊『くらげのパポちゃん』(いずれも講談社)も初披露。
『わたしのまちです みんなのまちです』のあとがきは以下でどうぞ。
わたしのまちです みんなのまちです あとがき
8月6日〜23日 藤沢市民ギャラリーでも展示
8月には市民ギャラリーでの展示も加わり2ヶ所での同時開催という贅沢な企画です。
市民ギャラリーの展示にあたっては日頃本に接している図書館の方々推薦、未来の子どもたちにも読んでほしいおすすめの本から展示の絵を選びました。
又100周年にあたり、かこさとし生まれ故郷の越前市と連携し、越前市ふるさと絵本館のご紹介コーナーも設けます。
この夏、かこさとし作品を存分にお楽しみいただきながら過去、現在、未来に思いを馳せていただけたら幸いです。
なお、本展示でご覧いただける絵は、6月3日〜23日に二子玉川蔦屋家電ギャラリーにて展示のものとは異なります。
詳しくは以下でどうぞ。
藤沢 夏の展示会 2会場で開催
藤沢 かこさとし2025夏展示会
継承の形
かこさとしが1950年から55年にかけて執筆した「くらげのパポちゃん」。
その原稿が発見されたのはコロナ禍の最中でした。それが収束しないうちにウクライナの問題が起こり、今夏で日本は終戦80年。戦争が遠くのものではないことを感じる現在です。
そんな状況で出版された『くらげのパポちゃん』を踏まえてのコラムです。
山陽新聞滴一滴 くらげのパポちゃん
「人生と時代を写した写真家」
2025年5月11日福井新聞朝刊に掲載の日曜エッセイ「時の風」がウェブでもお読みいただけます。
今回焦点をあてたのは、かこさとしの肖像画を撮影した写真家の田村茂氏。
氏が最初に加古を写したのは1952年。その時の1枚は『かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと』(2022年平凡社)p23に掲載されています。
それに加え1975年撮影の写真は『かこさとし 遊びと絵本で子どもの未来を』(2021年あかね書房・鈴木愛一郎著)p86に大きく載せられています。
この2枚の写真撮影の間に20年以上の時が流れたわけですが、被写体となったかこさとし、撮影者、そして時代はどのように変化したのでしょうか?
以下でどうぞお読みください。
福井新聞 時の風 加古里子をめぐる人々第3回