出版情報

『科学者の目』が新版となって7月12日に刊行されます。
1974年に発行されたハードカバーを底本に、かこさとしによるイラストを大きく、巻末の科学・技術史略年表、あとがきを新たにしての出版です。

応用化学が専門であった工学博士、技術士(化学)のかこさとしが、自らの科学者としての目で鋭く見つめ、人間としても興味を抱いた古今東西の科学者を独自の視点で紹介します。
小学生から大人まで、誰が読んでも発見と驚き、感動を覚える41人の物語を是非お読み下さい。

「真の科学者とはどうあるべきか」帯に書かれている言葉ですが、かこさとしのまえがきには次のようにあります。
(引用はじめ)
古来からすぐれた科学者たちは、めぐまれない人びとのため、科学の力が役立つようさまざまな苦心をし、努力をかたむけてきました。それを知ってほしいと思って書いたのがこの本です。真の科学者とはどういう態度でなければいけないかを知り、科学をおそれたり毛ぎらいするのではなく、私たちのものとして使いこなすようにしてほしいと願って、この本をまとめました。
(引用おわり)

『新版 科学書の目』を復刊 文化通信社

https://www.bunkanews.jp/article/206174/

2019年6月15日から、ひろしま美術館で「かこさとしの世界ーだるまちゃんもからすのパンやさんも 大集合!ー」が開催される(2019年8月4日まで)のを機に全国巡回展公式図録が刊行されます。

一般の書店でも販売されますので、広島までは行けない方もその世界を図録で存分にお楽しみいただけます。

A5版で持ちやすく、全168ページにぎっしり原画や下絵も並び見応え十分な上、現在入手が難しい加古著作の一部も掲載しています。

展示会初公開の絵画作品の他、これまで未公開のものも図録には収められ、解説を読み進むうちに、かこさとしの世界が一層味わい深くなってきます。

「石段からおちたシカどんの傷」・「ないたヤマセミくん」

『母の友』4月号に続き最新7月号に、「読んであげるお話のページ」として未発表の「イノシシ病院」シリーズの2篇を掲載しています。「石段からおちたシカどんの傷」と「ないたヤマセミくん」。挿絵も加古自身によるものです。モノクロではありますが丁寧な筆で加古の動物好きが伝わってきますし、イノシシ先生がなんとなく加古に見えてくるから不思議です。ひととき、加古の世界をお楽しみ下さい。

『母の友』の7月号の特集は福音館書店「かがくのとも」創刊50周年を記念し「子どもが科学にめざめるとき」。様々な分野で科学に関わる専門家が子どもの頃の興味深いお話をご披露しています。「かがくのとも」と言えば、加古は創刊された50年前に「あなたのいえ わたしのいえ」と「でんとうが つくまで」を出し全部で11冊をこのシリーズで刊行しています。

その中から「はははのはなし」(1970年)「だいこんだんめん れんこんざんねん」(1984年)の一場面は、6月15日からひろしま美術館で始まる「かこさとしの世界展ーだるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!」でご覧いただけます。もちろん、だるまちゃんやからすの原画や初公開の絵が多数展示されます。ご期待ください。

月刊科学絵本「かがくのとも」50年

今年は福音館書店の月刊科学絵本「かがくのとも」が始まって50年です。「あなたのいえ わたしのいえ」は、その最初の年1969年に、1970年「はははのはなし」「どうぐ」、1971年「ごむのじっけん」、1972年「だんめんず」といった具合に毎年加古作品がこのシリーズに登場しました。


ほかには1974年「たこ」、1976年「おおきいちょうちん ちいさいちょうちん」、1984年「だいこん だんめん れんこんざんねん」1999年「いろいろ おにあそび」、2001年「わたしもいれて! ふたりであそぼ、みんなであそぼ」があります。

50周年を記念して出版された「かがくのとものもと』(2019年福音館書店)には、歴代600冊の表紙、様々なテーマごとの絵、著者の言葉など内容豊富。第2部[かがくのともを考える]には、加古の「私の科学絵本論」が、また、「21世紀の読者へ 絵本を描き続けて思うこと」に、かこさとしも登場。

科学絵本について俯瞰し今一度考えるにはこの本から始めてはいかがでしょうか。
表紙右下には、『だんめんず』から花びんとこどもの絵。

3月から始まる全国巡回展を記念し、他のどこにも掲載されていない最新ニュースを満載。『みずとはなんじゃ?』やこれから出版される新刊情報、インタビューもたっぷりで大満足間違いなしの特集です。付録は『からすのパンやさん』オリジナル大判シール。

https://www.moe-web.jp/now/201904

60年近くにわたる執筆活動の中で、福音館書店月刊「かがくのとも」創刊初期の頃から登場した6冊の本が、「かこさとしのかがくの世界 あそびとくらし絵本セット」として出版されました。セットのみ、だるまちゃんの絵入りメッセージ色紙付きです。

刊行当時は、月刊「かがくのとも」はソフトカバーでしたが、今回はハードカバーでの登場です。

6冊とは、『でんとうがつくまで』(1970年)、『ごむのじっけん』(1971年)、『だんめんず』( 1973年)、 『たこ』(1975年)、『いろいろおにあそび』(1999年)、『わたしもいれて』(2001年)で、30年余りという長い期間にわたって出版されたものです。

『でんとうがつくまで』の頃はまだオール電化など夢のまた夢の時代で、多くの家ではまだ蛍光灯とともに電球が使われていました。『ごむのじっけん』とほぼ同時期ですが、大型スーパーマーケットは数少なく肉や魚は小売店で買ったものです。そんな時の包装は経木にのせて、紙で包み、最後に輪ゴムでパチンととめていました。『だんめんず』は『だいこんだんめん れんこんざんねん』の原型といえる絵本です。

『たこ』にある凧揚げは加古の幼い頃からの大のお気に入り。『いろいろおにあそび』『わたしもいれて』は外遊びをぜひしてほしいという願いを込め2作品です。それぞれの本には、折り込み付録の小冊子があり、著者の言葉がありました。今回のセットには残念ながらありませんので、当サイト「あとがきから」コーナーで1作品づつご紹介する予定です。

表題の2作品が福音館書店発行の月刊誌『母の友』10月号、11月号に掲載されています。

『母の友』10月号の特集は加古里子。
2018年6月に放映されたNHKテレビ「プロフェッショナル仕事の流儀 かこさとし最後の記録」でその一部が紹介された遺稿「だるまちゃんとうらしまちゃん」の全文と下絵を掲載。想像力で膨らむ内容は読み物として小さいお子さんからお楽しみいただけます。

他にも面白、楽しいだるまちゃんが登場したり、心に留めておきたい加古の言葉をご紹介しています。

同番組の冒頭で、書斎に座ったかこさとしが、メモを見ながら語り始めたのはイノシシ先生のお話。そのお話を採録した小さな物語は『母の友』11月号の特集「こどもにきかせる一日一話」に登場です。

イラストは同番組でかこの誕生日に絵をプレゼントした孫のカメツヒロキ。
イノシシ病院に救急車で運ばれてきたのはー。是非お読み下さい。

2018年6月に放映されたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀 かこさとし最後の記録」の冒頭で、書斎に座ったかこさとしが、メモを見ながら語り始めたのはイノシシ先生のお話。そのお話を採録した小さな物語が『母の友』11月号の特集「こどもにきかせる一日一話」に登場します。

イラストは同番組でかこの誕生日に絵をプレゼントした孫のカメツヒロキ。
イノシシ病院に救急車で運ばれてきたのはー。是非お読み下さい。


『母の友』10月号の特集は加古里子。
NHKテレビ「プロフェッショナル」でもその一部が紹介された遺稿「だるまちゃんとうらしまちゃん」の全文と下絵を掲載。想像力で膨らむ内容は読み物として小さいお子さんからお楽しみいただけます。

他にも面白、楽しいだるまちゃんが登場したり、心に留めておきたい加古の言葉をご紹介しています。手元に置いておくのに嬉しい小型で軽量の雑誌です。