2019年7月12日刊行 新版 『科学者の目』(童心社)
投稿日時 2019/06/28
『科学者の目』が新版となって7月12日に刊行されます。
1974年に発行されたハードカバーを底本に、かこさとしによるイラストを大きく、巻末の科学・技術史略年表、あとがきを新たにしての出版です。
応用化学が専門であった工学博士、技術士(化学)のかこさとしが、自らの科学者としての目で鋭く見つめ、人間としても興味を抱いた古今東西の科学者を独自の視点で紹介します。
小学生から大人まで、誰が読んでも発見と驚き、感動を覚える41人の物語を是非お読み下さい。
「真の科学者とはどうあるべきか」帯に書かれている言葉ですが、かこさとしのまえがきには次のようにあります。
(引用はじめ)
古来からすぐれた科学者たちは、めぐまれない人びとのため、科学の力が役立つようさまざまな苦心をし、努力をかたむけてきました。それを知ってほしいと思って書いたのがこの本です。真の科学者とはどういう態度でなければいけないかを知り、科学をおそれたり毛ぎらいするのではなく、私たちのものとして使いこなすようにしてほしいと願って、この本をまとめました。
(引用おわり)
『新版 科学書の目』を復刊 文化通信社
https://www.bunkanews.jp/article/206174/
2019年10月18日発行「図書館教育ニュース」第1511号〈かがくの本っておもしろい!〉や、同年11月号「さぴあ」の本の紹介コーナで取り上げられました。
また、全国図書協議会選定図書になり、2019年11月1日号「学校図書館速報板」、「子どもと読書」2019年11-12月号、「子どもの本棚」2020年1月号に書評が掲載されました。