2020年1月23・24日FMラジオで『ドイツ人に敬愛された医師 肥沼信次』紹介
投稿日時 2020/01/17
FM星空ステーション(八王子) 23日(木)22:00〜22:55 / 再放送25日(土)17:00〜17:55
いよいよ2月1日から八王子市夢美術館で始まる巡回展「かこさとしの世界」。全国巡回展では、開催場所にちなんだ絵本の原画展示をもりこむようにしており、八王子会場ではこの地で生まれその偉業ゆえに現在も語りつがれている肥沼医師をテーマにした『ドイツ人に敬愛された医師 肥沼信次』(2003年 瑞雲舎)から5枚の原画を初公開します。
この展示に先駆けこの絵本が「冨永裕輔 癒しの森 八王子時間」の番組内で紹介されます。リスナープレゼントもありますのでどうぞお楽しみに。
1937年、医学研究のためベルリン大学に旅立った31歳の肥沼は、東洋人としてはじめてベルリン大学の教授資格を得るほど優秀な学者でした。しかし世界大戦でドイツ国内が混乱、ポーランド国境近くの小さな町リーツェンで発疹チフスが広がり、その治療に献身的にあたった肥沼自身も発症、37歳の若さでなくなりました。
現在でもその地では肥沼医師を名誉市民として称え、肥沼医師の生まれ故郷の八王子市と姉妹都市として交流が続いています。