編集室より

ようやく秋らしくなった2025年10月29日、総合学習の時間に平和について考えている鎌倉市の小学校での講演会でした。

きっかけは夏休み前に先生が授業で読んだ『くらげのパポちゃん』(2025年講談社 )。こんな招待状をいただいて小学校に向かうと、校門で先生と5年生が迎えてくれました。

講演会では、かこさとしはどうしてこんなにたくさんの絵本をかいたのか。そこに込められた思いや願いはどんなこと?そんなことを念頭において、加古の子ども時代から絵本作家デビューまでを振り返り、ご希望のあった『秋』(2021年講談社)を朗読、かこさとしの戦争体験についてお話ししました。

お話しの後、質疑応答の時間には大勢の方が手をあげて、ノートを手にずっと疑問に思っていたことなど熱心に質問をしてくださいました。

講堂入り口に貼られたチラシには、イラストやおすすめ絵本がかかれています

こちらも同じく反対側の扉。メッセージにイラストが素敵です

その後、5年生の教室に移動すると黒板には・・・

この絵に負けないほどたくさんの質問。
「パポちゃん」のこと、かこさとしのことなど皆さんのお尋ねに答えるうちにあっというまに時間が過ぎました。

こどもたちが好きなキャラクターがわかります

到着の際に校門まで迎えにきてくださったり、最後見送りをしてくださり、クラス全員による素敵な歌声のプレゼントなど、心をこめて準備をたくさんしてお話しを聞いてくださったことがわかり、大変心に残る訪問となりました。

これからも本を読んだり、話し合ったりして一層考えを深めるきっかけになればと思いながら小学校を後にしました。

準備万端であることがわかるスケジュール表もいただきました。他にもいろいろ手作りのプレゼント!宝物にします

清泉小学校のインスタでも紹介されています。

2025年10月29日 清泉小学校 講演会

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