スペシャル

2018年5月2日にかこさとしが逝去して、今年で3年となります。

このほど見つかりました昭和55(1980年)9月の講演映像からほんのわずかではありますが、かこさとしの講演の様子を公開致します。

この年、54歳のかこが書いた本は、ポプラ社 かこさとし こころのほんシリーズ『うさぎぐみとこぐまぐみ』『ねんねしたおばあちゃん』です。

前者はダウン症の子どもを後者は老人問題をテーマにしていて、40年前にすでにこういったことを絵本としている点も、かこさとしならではです。

冒頭の絵は同じく1980年刊行の『むしばちゃんの なかよし だあれ』(フレーベル館)のあとがきに添えられているものです。『ぼくのハはもう おとな  6さいきゅうしがはえてきた』(フレーベル館)も同年出版です。

いずれも子どもたちの心身の健やかさを願った作品です。それでは、若かりし頃の姿をどうぞご覧下さい。

かこさとし 50代の動画

偲ぶ会については多くの皆様をお迎えすることが難しく、大変残念ですが、ご臨席は生前に加古にご厚誼を賜わった方々で調整中です。

2018年7月7日から9月9日、川崎市市民ミュージアム企画展「かこさとしのひみつ展」が開催されます。その期間中に市民ミュージアムに「いつまでも いつまでも かこさとしさん」コーナーを設けますので、どうか故人をしのんでいただけましたら幸いです。


詳しくは以下をご覧ください。

https://www.kawasaki-museum.jp/news/12055/